9月11日午後から米沢市広幡町の一宮神社のお祭りに訪れた。
9日の神楽囃子の稽古を見学させて戴いたので、どんな仕上がりになるか楽しみである。
3時半、神社前には関係者が集まり神輿が拝殿から滑り落ちたような形で安置されていた。
神輿も行列の参加者もお祓いして渡行するのだ。
入り口の鳥居の脇にお囃子が乗る山車のトラックが、綺麗に飾り付けされてスタンバイしている。
女の子達が、浴衣を着てお化粧して乗り込んでいる。
なんと、和やかで華やかで輝いている光景だろうか・・・。
お囃子の山車は先頭を進み、地区の決められた場所に近くの住民が集まった所でお囃子を披露する。
獅子頭は二頭あり、練り歩きながら頭を噛んでお祓いする。子供は泣き出す子供とケロッとして
反応ない子供も居て面白いところである。
大きな獅子頭は桐で出来ている様だが、長時間は大変だろうと察する。
最初はまだアルコールも回っていてない為に大人しいのだが・・・やがて人が獅子と入れ代わ
るのが常だ。
お囃子の綺麗処も山車から降り整列して演奏する見せ場を演出していた。
稽古の頑張りもあって、お囃子は素晴らしい出来上がりだった。
やがて次の見せ場に移り、お祓いを済ませてまた神楽囃子を披露し広い町を一巡する。
これでも最盛期の五分の一の行列だと聞く・・・昔の最盛期のお祭りはどんなに盛大であった
事か、今はそれを語るものはない。
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