8月末のお祭りだった。
米沢方面から糠野目へ向かうと歩道を行進する30名程の神輿の一行を発見した。
年配の方が頑張っている。
目的の山王神社の獅子頭も神輿の前に見つけた。
車が激しく行き交う国道を、古式のいでたちの集団は真夏の蜃気楼の様だった。
国道から旧街道に入ったので車を先に停車して撮影させてもらった。
神輿の前後に各自担当の持ち物を持って行進している。
法螺貝、矛や盾、旗、猿田彦・・等。
一旦行列を離れ神社に向かうと子供樽神輿が二基、出発しようとしていた。
少子化で自分の町の子供神輿も衰退する傾向にあり引っかかる所である。
こちらは結構、子供は多い・・・神輿が中心の出し物なのだからだろう。
神輿が出て関係者の方に話を聞く事が出来た。
お祭りの街宣の為、トラックに太鼓を載せて叩き、アナウンスをする様子が気になった。
太鼓の拍子が聞き慣れている長井の獅子舞の音に似ているのだ。
そのことについて尋ねると、以前川西のどこかの神社の獅子舞を習って境内で獅子舞を行なっていた
という。
その時習った太鼓の拍子を覚えている古老が街宣の太鼓を叩いているという訳である。
改めて詳しい話をお聞きする事をお願いして、祭りを後にした。
この後、公民館でウチの町で行なった獅子舞の反省会を予定していた。
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