米沢の塩井地区の毘沙門天のお祭りに訪れた。
前日の雨の為、境内がぬかるんでいる。
若衆がテント設営や準備で大忙しだ・・・。
取りつく島が無いので出直してくる事にして川西町玉庭の大舟(おおぶね)
松尾神社に様子見に行く。
峠を二つ越すと玉庭に着く・・意外と近い。
のぼり旗は設置なっているので間違いなくお祭りのはずだ。
神社は閑散として、まだ人気が無いので戻る。
毘沙門天に戻ると本堂からドンドンドンと低く、腹に響く様に太鼓が鳴っている。
中を覗くと、住職が読経を行なっていた。
以前、こちらの「お大般若」を体験した事が有る。
その時もこの太鼓に聞き惚れ、心に残っている。
感動するような太鼓には残念ながら出会っていないが、こちらの太鼓には何故か心に響く。
獅子頭はまだ到着しないというので、再び時間調整だ。
案内板によると近くに塩井神社があるので行ってみる事にした。
万里の長城のような高規格道路の下をくぐってグルグル迂回すると背の高い木々が見えたので
神社だと分かる。高規格道路は町を分断し風景も変えてしまっている。
意外な程アッサリした新しい神社だったので、直ぐ戻ると一対の獅子頭が現れていた。
赤と黒の獅子頭が本堂前に安置された神輿の前に置かれていた。
許可を得て撮影する。
数年前に見た時よりソジた感じだ。
初めて見たときは、修理後間も無くビガビガにペンキ塗り立ての状態で、大工さんが
行なったと聞く。それから数年たち劣化が著しい。
彫りは見事なので残念至極。
川西町犬川の龍蔵神社の赤い一対の獅子頭と類似しプロの作と思われる見事な彫りである。
今日の前夜祭には御神輿渡行と獅子廻しが行なわれる。
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