川西町高山地区の八所神社に訪れた。
前日、川を挟んで隣の八幡神社の取材から八所神社に来てみたのだが、獅子は既に渡行してしまって
いた。激しい雨の中周辺を捜索したが見つからない。雨宿りしていたのだろう。
快晴の今日は例大祭で獅子廻しはないので拝見出来た。
宮司さんは洲島八幡の宮司さんだった。
顔を覚えて戴いているので、スムーズに了解いただけるのでありがたい。
獅子頭は一頭かと思いきや、その他に一対の宇津権九郎型と見た事ある一頭の四頭を拝見できた。
いま獅子廻しに用いている獅子頭である。
この取材の後訪れた、隣の吉田地区の妻頭神社の獅子頭の作者である島貫弘志氏の作だった。
島貫氏は妻頭神社の直ぐ側にお住まいが有り、工務店を経営していらっしゃる大工さんだった。
もう一頭を見て直ぐ分かった。
大塚の熊野神社で見た金子豊夫氏作の獅子頭と類似していのだ。
大工さんの金子豊夫氏の父親の豊氏も獅子彫りをしていた可能性も有り、調査している。
金子といえば金子熊太郎の名前も発見しているので、代々彫り師の家系の可能性もある。
無造作に色が塗られているのが誠に残念だ。
一対の宇津権九郎型の獅子頭については紹介する価値もないので割愛してしまおう・・・。
獅子廻しの形を取材出来なかったので、来年また取材に訪れたい。
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