7月14日米沢市春日・・イオン米沢店の東側の住宅街に熊野神社がある。
訪れるとアチコチの路地に小さな田楽提灯が取り付けられ、祭りの気配が感じられた。
神社前にのぼり旗一対が建てられ、テント設営が行なわれている最中である。
そんな忙しいところに獅子頭を拝見したいという厚かましいお願いにも快く応対してくれる。
宮司か責任者に電話で確認したのか、すこし待ってから獅子頭を出して戴いた。
耳の形や鼻先等の印象は村上の獅子頭の形だ。
瞳の描き方が大きすぎて、関根の獅子頭の塗り方と共通している。
綿の縄をほぐしてタテガミにしている。
形の印象は川西町大塚の渡部重衛門の作と浮かんで来るのだが・・・。
塗り替えの為、記名は見つからない。
以前は神輿の前で「獅子まわし」を行なっていたため幕が付いている。
獅子頭の由来は全く伝わっていないようで残念である。
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