高山文五郎と龍蔵神社の獅子頭

  • 高山文五郎と龍蔵神社の獅子頭
平成25年に河北町で開催された「彫刻家 高山文五郎 展」で獅子頭が展示された。

高山文五郎氏は江戸時代から明治時代にかけて活躍した彫り師である。

この展示会では神社や寺の作品の研究資料が発表され、見逃してしまった事が残念でたまらない。

その新聞記事を「詳しいオジサン渡邊氏」に戴いた。

その新聞記事に獅子頭が写っていた。

獅子頭は大型で赤い巻き毛の眉やヒゲが特徴で、タテガミが付いているのは貴重である。






川西町犬川の龍蔵神社に、高山文五郎の作ではないか?という獅子頭が一対ある。

しかし内部の記名は「高山 正則」とあるので幼名ではないかと調べるが違うようだ。

その獅子頭と非常に似ている。






耳、眉毛、目の形、頭頂には円盤がある。

余談だがこの円盤は、不動明王の脳天にある髪飾りの「頂蓮」を表していると推測している。


龍蔵神社の獅子頭と比較してみると益々、作風様式が似ていることが分かる。

この展示会を主催した河北郷土史研究会が以前、獅子頭を調べに来たと聞いたので

その見解を聞いてみたい。
2016.06.13:shishi6:[コンテンツ]

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