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獅子幕手拭

  • 獅子幕手拭
獅子幕をデザインした手拭の原画を制作している

以前数回販売しているが、売り切れ状態のままで要望があったのだが・・なかなか


意を決して再販売する事にした






手描きで制作した原画が行方不明なので残していた手拭をスキャンして修正する


この作業が、最近のドライアイと花粉症と老眼がミックスした目にとってダメージだ





スキャンした画像を継ぎ足して一つの画像にして手拭の実寸に拡大する






33㎝×90㎝の大きさが標準の大きさだそうだ







模様をPCの画面いっぱいに拡大すると白抜きの模様のアウトラインが凸凹になってる

それを地道に修正する・・・あぁぁPCの画面の光が目に浸みる


クイック、クイックの連続で滑らかなアウトラインをつなげて行く




しょぼしょぼしてくるのでワインを飲んで紛らわす

実際はアルコールが回って余計しょぼしょぼして逆効果なのだが戦意は高まるのだ



ひたすら凸凹を平にしたり丸くしたりする修行・・・


すると二晩三晩で仕上がった


この春・・再び獅子幕手拭が販売されるかもしれない


白鷹バージョンの雪輪模様も出来たのでよろしくです



2015.03.15:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]

珍しい白目

以前にご紹介した川西町新山神社の獅子頭の金箔が仕上がりました

長井の黒獅子系の獅子頭ですが、メタリックに輝く白目がある珍しい獅子頭です

置賜・・県内・・いやいや全国でも珍しい






こちらがモデルの明治の古い獅子の眼



もう銀は酸化して灰色





ビガビガ輝いてますね~

出来立てのホヤホヤ
2015.03.12:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]

これしてあれして

  • これしてあれして
こんなに雪が減った・・まだこんなにあると言って良いかもしれない

昨日から、これしてあれしてだ・・

これしてあれして日が暮れる






まず獅子頭の検分で白鷹の深山のお客さんにお邪魔


塗りの色具合・・写真では色合いもよく見えるのだが改善の余地有りだ・・






夜の部は長井市十日町公民館


木地の完成の検分






ヤクの毛を仮に取り付けてお見せする




一月に獅子宿に保存会有志の皆さんに来ていただき前もって検分済み


更に補強し軽量化して万全な木地に仕上がった様だ


獅子好きな方々との酒宴は楽しい・・ちょっと度を超して飲んでしまった





さて今日は獅子宿周辺、雪の里山歩きに四方山会の登山部のお二人がご来店

先日偵察で歩いた里山をガイドした

偵察から気温上昇し、だいぶ雪も消えたが自然観察もできて満喫


ここは、ほうきの様な枝振りの松からほうき松公園




珍しい山繭発見







途中狸も現れ、化かし合いは出来なかったがプチサプライズの演出になった

ホップ畑には鹿の糞らしきもの発見

三個・・ちゃんと人数分あり




現場検証




一見何も無い様な里山でも、視点を変え目を凝らせば楽しい事が見えてくる

四季折々の山歩きに目覚めた様だ


本日も残雪の里山に法螺貝がこだました
2015.03.08:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]