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中の彫り

  • 中の彫り
頭の重さ6.5kgから3kg後半まで減量した・・アゴが1.4kgと耳二つで300g

合計6kg程になったが、軸が4本付くのでプラス1kg・・7kgになってしまう


まだ重い


成田地区では、この7kgを振り回して獅子舞いするのだから尋常ではない

あと500gは減量したい所


あの手この手を駆使してダイエットだ!!




2015.03.23:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]

冬のなごり

  • 冬のなごり
駐車場の除雪で積もった雪の壁に地層の様な雪層が現れた

眺めて今年は特に大変だったなと溜め息が漏れる

冬のなごり・・・この雪がすっかり無くなる頃は、埋もれた桜が開花するだろう





間もなく年度末で獅子頭の納期の締め切りなのだが、なかなか漆の硬化が不調


仕上げの上塗りに入ったのだが問題は硬化・・・気温と湿度の関係は微妙らしい





今日は全国的に雨とか


硬化が進むことを祈るばかりだ



漆は塗料と違い扱いが複雑で多くの経験を積まないと手が出せない

数多くの経験の成果が独特の艶と堅牢さを産む
2015.03.19:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]

春の毛はえ・・気配

  • 春の毛はえ・・気配
獅子頭の植毛

温かいので完全防寒作業着を脱いだ!

背中に感じる日差しが正に暖かいのです・・・こんな微妙な季節の変化は北国なら


いやぁ~暖かき事は美しきなり

先日降った雪も夏のかき氷のごとく溶けている



さてやっと塗りが仕上がり、金箔も一週間かけて仕上がり・・金箔を保護する塗料を塗り

いよいよ毛を植える工程に入る

毛穴を増やして植毛すると、獅子らしくなってきた




頬の毛と耳下に植毛が無いので顔の表情がよく見える






明治元年に長井の梅津弥兵衛が作った獅子頭をモデルにしているのだが

どういう意図で、銀の白眼を加えたり頬下や耳下の毛を除いたのか・・

謎のままである


午後から制作中の成田の獅子木地の見分


木地も順調に乾燥して動き、軽量化も進んでいる


次回は軸棒の位置の確認・・四本の微妙な持ち手である軸棒の位置決め

一作目では微調整で難儀している


兎にも角にも良い獅子頭作りを目指したい♪









2015.03.15:shishi3:コメント(0):[獅子宿works]