皆様のお陰様でソラ・シノノメは3周年を迎えました。

  • 皆様のお陰様でソラ・シノノメは3周年を迎えました。
山の雪も解けはじめ春の訪れを実感するころ、皆様のお陰様でソラ・シノノメは、三周年を迎えました。振り返ってみますと、「光陰矢の如し」 あっと言う間の三年間で、なお且つ、時間の流れが加速しているかのようです。ソラ・シノノメの名前の由来は、ソラは、そら、空、宙をイメージして、シノノメは東雲、即ち夜明けをイメージしています。

お客様に、今まで以上に質の高いセッションを提供し、お客様が心身ともに健康になり、生活の質の向上に更に貢献できるように精進してまいりますので、これかもよろしくお願いいたします。

今回は、BST(脳波最適化調整)の開発のいきさつについて書いてみたいと思います。

開発者であるアメリカ人の天才肌ITエンジニアのリー・ガーディスは1991年、若者の集団に襲われ後頭部をバットで強打されPTSD(心的外傷後ストレス障害)に陥り苦しみました。そして不安定な精神状態を落ち着かせるため仕事にのめり込んだのです。そして開発したのが、今では、あたりまえになっている大手ショッピングサイトなどのマーケティングアルゴリズムです。(ネットショッピングなどで「この商品を買った人はこの商品も買っています。」という案内です。)

しかし彼は社会的な成功を手に入れても不幸のどん底にいました。あらゆる治療法やヒーリング法を試しましたが、極度の緊張状態にあるという心の状態は変わりませんでした。誰に対しても些細なきっかけで過剰な反応をしてしまうのです。

そしてついに彼は、精神状態を正常に戻す方法を自ら開発する決意を固めましたのです。

そもそもリー・ガーディスはネイティブアメリカンのクォーターで、幼少時の数年間をインディアン居留地で過ごしました。また、大学ではコンピューター科学を専攻、大学院では神学と心理学というスピリチュアル分野で修士号を取得しました。

 そのため彼は、二つのヒントを得ることができました。

 一つは「ニューロフィードバック」という脳の反応の方法を変えることで様々な症状を緩和しようというテクノロジーの情報、もう一つはネイティブアメリカンの呪術の儀式での特定の響きやリズムが脳にとって心地良いという実体験です。

 彼は「精神的な問題の原因が脳にあり、脳に音やリズムの刺激を与えると大きな癒し効果があるのなら、脳に自分の音を聞かせたらどうなるのか」と、思い立ちます。

 そして検出した脳波をソフトウェアで音に変換して脳に聞かせる実験を行いました。すると何回か繰り返すうちに不安感や鬱状態や不眠症状が一切なくなり強い幸福感がこみ上げてきたのです。脳には(これが正常な自分だ)と思い込んでいるモデルがあり、緊急事態から脱出してもその脳波を持ち続けます。一時的に幸福な気持ちになっても、又、トラウマ脳に戻ってしまうのです。脳に(自分が戻ろうとしているモデルには問題があり、調整してより良い状態にしなければならない)と教えることになるのが、脳に自分の音を聞かせるという方法でした。

 こうして脳が自分の悪いところを理解し、勝手に自分自身の微調整を始め、脳波のバランスとハーモニーを作りだすようになりました。

 彼は数年に亘る実験と研究を繰り返し、より完成度の高い装置の作成に成功しました。

 遂にリー・ガーディスは2000年、「To Help People」という使命の元に、脳のデータベースを使った研究では世界一の「ブレインステートテクノロジーズ社」を設立し、日々研究と進化を続けています。

2015.03.27:shinonome:[コンテンツ]

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