♪ 夏がクールと思ひ出すぅ~♪ ♪遥かなチュニジアの熱い夜ぅ~ ♪
そうなんです。
Jazzの超有名スタンダードナンバーである「a night in tunisia」は、
世界各国の沢山のミュージシャンがそれぞれのスタイルで演奏しているが、
久々に脱帽なアプローチの演奏である!
そうなんです。日本じゃかなりメジャーな存在の平原綾香。
ヒット曲のジュピターとか、音大卒の歌の上手い歌手がいるよ・・・、
そんな程度の意識しかなかったのだが、
ホントに良い意味での「音楽馬鹿」だと感じ入ってしまった。
お決まりの主旋律を上手くハズして、
モロにアウトな音程からスリリング迫るアプローチを取りつつ
そして、それを音楽として聞かせてしまうのは、
彼女の磨かれた身体性とテクニックと、その芸術性(創造性というか
悪戯心というか)の高さからくるものだと思うのである。
ちなみに、こちらは ♪ エラ・フィッツジャラルド ♪ の演奏。
体格とか、発音、ビート感、天然さ、時代などは全く異なるのだが、
平原のアプローチや演奏、芸術性とかも全然負けてない気がする。
という事で、今晩の山形の気温は涼しいけど、耳と脳みそだけは、
ちょっとだけ「♪ 熱い夜 ♪」な、shidareo2であった。
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