ん、♪ 久々に脱帽なアプローチの演奏である ♪

♪ 夏がクールと思ひ出すぅ~♪ ♪遥かなチュニジアの熱い夜ぅ~ ♪

 

そうなんです。

 

Jazzの超有名スタンダードナンバーである「a night in tunisia」は、

世界各国の沢山のミュージシャンがそれぞれのスタイルで演奏しているが、

久々に脱帽なアプローチの演奏である!

 

それが・・・こちら。

 

そうなんです。日本じゃかなりメジャーな存在の平原綾香。

ヒット曲のジュピターとか、音大卒の歌の上手い歌手がいるよ・・・、

そんな程度の意識しかなかったのだが、

ホントに良い意味での「音楽馬鹿」だと感じ入ってしまった。

 

お決まりの主旋律を上手くハズして、

モロにアウトな音程からスリリング迫るアプローチを取りつつ

そして、それを音楽として聞かせてしまうのは、

彼女の磨かれた身体性とテクニックと、その芸術性(創造性というか

悪戯心というか)の高さからくるものだと思うのである。

 

ちなみに、こちらは ♪ エラ・フィッツジャラルド ♪ の演奏。

体格とか、発音、ビート感、天然さ、時代などは全く異なるのだが、

平原のアプローチや演奏、芸術性とかも全然負けてない気がする。

 

こちらは、平原綾香の「♪ アランフェス~SPAIN ♪」

 

という事で、今晩の山形の気温は涼しいけど、耳と脳みそだけは、

ちょっとだけ「♪ 熱い夜 ♪」な、shidareo2であった。

2015.06.04:shidareo2:[コンテンツ]

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