今年もまた、近所の道端に打ち捨てられたイチゴが、
まるで雑草のごとく勢力を増しはじめ、花が咲き出した。
後日、ちゃんと実がなるのであるが、
誰も食べたりしないのである。
だから、きっと、来年も再来年も、
ちゃんと花を咲かせ、実を付け、全うに種をこぼすだろう。
人の世だって、
ハンパに「人材」などと持ち上げられるよりも、
「ウドの大木」とか「木偶の坊」とかの方が、
ホントは、丁度良いのかも知れない。
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