庭の木の雪囲い

  • 庭の木の雪囲い

画像は、玄関脇の五葉松である。

 

毎年の事であるが、庭木の一部について雪囲いをする。

山形市なので、置賜や最上などと比べれば雪は格段に少ないのだが、

それでも、多少はガードしておかなきゃならない。

今年は、降雪が早かったので、早々に設えた。

 

庭の木というのは、なかなか考えさせられるものがある。

っというのは、

 

先ずは、木は生き物である事。

しかも、その寿命は人間の一生の何倍もある。

また、木を植えた先人(先祖)の想いがそれなりに込められている。

拠って、その時、ちょっと邪魔だからと言って短絡的に切ったりは出来ない。

経済なんかは何周年サイクルでのいろんな波動がある。

また商品などにはライフサイクルというものがあったり、

既存商品のサブ機能とか視覚デザイン面などを

あえて陳腐化させて、新製品を販売したりする。

 

が、たかが庭の木であっても、

その木の寿命を全うして自然に朽ちるまで、

もしくは、なんらかのかなりの大きな理由が無い限り、

なかなか切れないものである。

 

これを、愛情というのか、呪縛というのか、適切な言葉が見当たらない。

自分を超えた部分での、良い意味での「成り行きに任せる」というのが

一番最適なのだろう。

 

そんな愚にもつかぬことを毎年想いながら、庭の木の雪囲いを行う。

 

冬至に近づき、犬っ子達との朝散歩は、このところ日々暗い中である。

2013.12.11:shidareo2:[コンテンツ]

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