この時期の、特に東北地方の日本海側(裏日本)の内陸部は、霧が溜まる。
そんな、濃霧の朝でした。
10代~30代中頃までの若い頃は、こんな見通しの悪い霧と言うか、
それがもたらす閉塞感というか、圧迫感というか、重苦しさというか、
暗さというか、そんな当地の風情が、敵きの様にイヤだった気がする。
もちろん今でも、そんな感覚は、理解も同感もできるつもりだ。
が、
ホントの自然がもたらす風景や景観に、元々、意味なんて無い。
意味を勝手に見出しているのは、人間側の方だからだ。
言い当てているかどうかは分からないが、
仮に、人が考え付いた言葉で一言で言って見れば、
もしかすると、「カオス?」・・・に近いのかも知れない。
ともかくも、
やおら、閉塞感とか、暗さとか、重苦しさなんかについて、
「感じると言う事実」はあったとしても、
それは、あくまでも「人の勝手な感じ方の問題」であって、
自然になんら作為性があるわけでない。
もしかすると、そこが、意外と大事なポイントかも知れないなぁ。。。
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