いつの時代になっても・・・、

今朝の山形市郊外は濃霧である。 

拠って光量不足も重なり画像ナシとなった。

 

画像ナシの日は、我ながら・・・ちと寂しい;;;。

 

特に、爺ィージになると、話題も少なくなるモンだし

「孫っ子自慢」ならばドンと来い! なのであるが、

傍から見りゃ、「シアワセねっ」・・・で終わるだけだし。。。

 

いや、それ以上望むのは、かなりの欲張り爺ィな訳で、

足るを知る・・・という観点からすれば、

毎日、愚にもつかぬ事を書き記したり出来りゃ、

かなりもう、充分過ぎるのであるが。。。

 

さて、唐突なハナシで恐縮なだが、

芸術・・・特に現代芸術(コンテンポラリー)には、

世の「先進性」というか、

社会の動きの「先行運動(アンティシパシオン)」を

映し出す機能があると思っている。

 

実は昨晩、お決まりのカーチェイス&ドンパチ系の

ハリウッド娯楽映画をCATVで見ていて

ふと気付いた事なのだが、

ヒーローやそのカウンターパートであるワルたちが

乗っている車両は、すべて高級アメ車なのである。

 

それも、往年の名車であるマスタングや

カマロを美しくレストアしたものや、

知的で魅力的な黒人ヒロインが運転する

ハマーなどなど、満載である。

 

そして、そこには、非常にエコで優秀&優等生な

日本車の欠片もないのである。

いやいや、猛烈なカーチェイス&アクションシーンに

巻き込まれてしまい、否応なくドバーっと事故ったり、

薪のごとく炎上したりする、

無名の冴えない「その他大勢の車両」の一部に、

優秀な日本車が、エキストラ的に使われているのみ・・・なのである。

 

一昨日、R13号線で、1980年代の日産レパ―ドが

2台連なって走行してるのを見かけた。

日産レパード自体の個人的な好みの問題は別にしても、

両方とも、とても美しくレストアされていて、

そのうちの1台は仮ナンバーだったので、試走中だったのか???

 

映画の中のアメ車達も、一昨日のレストア車も、

いずれも、昨今のエコで優秀・優等生な車とは言えない。

だが、最近なんとなく失ってしまいつつある

<大きな魅力>を持っているのである。

 

人を魅了する・・・とか、惹き付けるというのは、

いつの時代になっても、合理性よりもパッション、

上半身よりも下半身なのかも知れない。

 

ちなみに、

 

ウチの愛車でもある軽自動車:スズキジムニーは、

燃費はせいぜい10km/L前後とエコじゃないし、基本・・・鈍足であるが、

ともかくも、公道走行化可能なー般的な車両の中では、

世界でも稀な程、極めて高い悪路走破性を持っているのである。

2013.10.15:shidareo2:[コンテンツ]

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