里のノコンギクは、「季節のモノ」そのものである。
誰をも邪魔せず、誰からも邪魔されず、
ごくフツーに、なにげに咲いているのである。
それでいて、
この季節にはハズセナイ存在でもあるし、
でも、もしこの場になくなったとしても、きっと、誰も困らないし、
誰も悲しまないかも知れない。
そういえば、10年近く前までは、
近くの田んぼ脇の水路にザリガニが住んでいた。
当時、小学生だった近所の男の子に見せたくて2匹ほど捕まえた。
その後・・・・暫しザリガニの事なんか忘れていた。
その時の小学生は、今年大学を卒業して、社会人だそうである。
そして、
水路には、ザリガニは、もういない。
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