iphone5で撮ったからと言って、何も深い意味がある訳ではない。
広角レンズで空を撮りたかったのだ。
この時期の深く高い青空には、20代の頃の思い出がある。
具体的にどーこーという事ではない。
これからは世の中で働いて喰って行くしかない・・・と思えた時に、
漠とした夢と、どんより重くのしかかる不安と共に、
自分の頭の上の広がっていた、あの抜ける様な青空である。
そういう気分というか、精神的な変化の時期を、
簡単に言うと、少年期から青年期への移行というのであろう。
そして、青年期~壮年期、壮年期~老年期へと移行して行く訳で、
面白いもので、その時々に見える景色というか、地平が、変わるのである。
近所のオバサンの畑のブライダルベールクジャクソウも、
オッチャンの畑のナツメ(実)も、
台風一過の澄んだ光を受けていた。
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