薄曇りのせいか?、蔓延るカラスノエンドウの紫色の花が、目に付いた。
田んぼ脇なのだが、ここは何故か除草剤が撒かれてないので、元気である。
確かに、人手不足とかコストに合わないなどの理由で、田んぼ脇とかクロとかの草取りは
除草剤任せとならざるを得ないのだろうが、この時期の田んぼ周辺の景観は、あまりに酷い。
自然に枯れたのであるなら、枯れた成りの色合いとか香りが心地良いのであるが、
除草剤で枯らされた草木の色は、なんとも薄汚れた色であり、その臭いも、
薬の残留臭も相まってか?鼻を突く様に臭い。
司馬遼太郎翁が見たら、何と評しただろうか?
こんな事を書くと、農家さんに怒られてしまうだろうし、消費者の勝手な虚言とされるだろうけど、
そういう意味じゃなくって、こんな稲作にしてしまった「自分たち含めたこの国のカタチ」を嘆き、
同時に、無力さを噛みしめているのである。
ニセアカシア(ハリエンジュ)は、今が盛りである。
- 新着コメント
-
2016.07.22 (shidareo2)風が運んでくれる香りも良いですねェ。
-
2016.07.21 (mim)山百合
-
2016.06.13 (shidareo2)あ、ただの木の枝です。
-
2016.06.13 (mim)気分爽快
-
2016.04.05 (shidareo2)あらためめめ
この記事へのコメントはこちら