犬っ子ケンタ(兄:今日で満7歳)の誕生日である。

昨日に引き続き、ご近所”♀ワンちゃんの春”の影響で、
いつもの朝散歩コースを避けて、真っ暗な河川敷を行く。

この河川敷、先般のマガモを撮影した場所なのであるが、
さすがに真っ暗なので、あまり流れの側にまでは行かない。

でも、夜間は田んぼなどに食事に出掛けていたマガモも
朝になって、そろそろ川に帰還しているらしく、
時折、クワッ、クワッ、クワッなどと鳴き声が聞こえる。
それに、足元の新雪にはキツネの足跡などが
クッキリ残っていたりもする。

っという事で、

この河川敷はあまり人の出入りも少ない場所なので
カモやキツネの他、タヌキ、ノウサギ、キジなどなど、
野生動物がけっこう潜んでいるのだ。

ちなみに、本日で満7歳になる犬っ子ケンタは、
生後2ヶ月で我が家の一員になり、その後半年間以上は、
この河川敷に毎朝の様に連れて来て、
キジやウサギを追いかけ回したり、タヌキとの異種格闘技に興じたり、
カモが欲しいと泳ぎまくったりして育ったワンなのである。

この河川敷の対岸には、あまり人目にはつかないが、
宮城県の震災がれきの処理を手伝っている施設があり、
周辺住民には、運ばれてくる瓦礫の量とか、
放射線量の測定結果などの情報提供がなされている。
(不勉強・不謹慎ながら、ざっくりとしか見ていないけど・・・。)

産廃処理施設や生ごみ処理施設等の建設場所探し・・・などなどで、
近隣住民への説明不足とか、利害関係とか、
いろいろすったもんだが起こる様であるが、
この様な施設の場合、土地が安くて人目にあまり触れないというか、
例えば、原野に近い様な場所が候補にあがる場合が多いが、
そういう場所って、野生動物が意外に豊富だったりするのである。

野生動物って、人とは関係のない自然に生きていると考えがちであるが、
実は、クマやイノシシ、カモシカに至るまで、森林の荒廃、河川工事、砂防堰堤工事、
河川林の放置、耕作放棄、里山の荒廃など
人の営みの影響をモロに受けつつ日々生きているのである。
言い換えると、「人のすぐ傍らに生息している」と言い切って良いほどである。

誰もが環境問題に留意しそうなダム建設とか大規模林道だけでなく、
一見何も問題無さそうなゴルフ打ちっ放し練習場や山裾の公園建設でさえ、
実は、野生動物達にとっては、けっこう大問題だったりもするのだ。

ま、話はけっこう飛ぶ感じではあるのだが、こんな野生動物たちほど、
今回の安倍内閣の骨太的財政支援による景気浮揚策がウリの、
「ポスト311的:日本版グリーンニューデ―ル政策」に翻弄されるのかも知れない。
もちろん、景気はある程度良い方が嬉しいには嬉しいし、
理論的には・・・景気が良くなれば税収増で財政を立て直せるハズになってるし、
そして、市場の反応は今のところ「歓迎」という感じで円安・株高にも動いているが、
これも実体に即した動きというよりも、あくまでも憶測とか気分的な反映段階であって、
実は、出動した財政支援を引くに引けない状況に陥るのが、
過去の実証結果(歴史)なのである。

ま、(閣僚の)皆さん、勉強家で経済通の大物が揃い踏みとの事なので、
大丈夫かと思うのですが、実は・・・その辺をどの様に御していくのか???が、
本当は問われているのである。

ともかくも、

今晩は、ササヤカナガラ、犬っ子ケンタの満7歳の
お誕生会を執り行う事にしよう・・・・などと・・・目論んでいる。。。
2013.01.08:shidareo2:[コンテンツ]

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