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玉紙の昆布でよろコンブ

  • 玉紙の昆布でよろコンブ

七草がゆを食べて(食べてないけど)、鏡開きをして、どんと祭で松飾を炊き上げると、お正月が終わります。

お正月飾りといえば、この紙を飾る(供える?)のが定番なのですが、どうやら全国区ではないようです。

黒いのは昆布をあらわしています。

赤いのは願いが叶う芳珠の玉をあらわしています。

 

当たり前の飾りとおもっていたのですが、全国区ではなく、仙台藩のみとのことです。

お祭りごと、季節の行事がある時は地域性を知るいい機会ですね。

2024.01.13:なおコン:[スタッフ眼ヂカラ養成ブログ]

「させていただく」に御用論

  • 「させていただく」に御用論

ブログ記事タイトルの「語用論」は、「誤用論」ではなく「御用論」です。

時代劇で岡っ引きが十手(じって)を手にして言う「御用だ!」「御用だ!」の「御用」です。

 

なんだか面倒くさい始まりとなってしまいました。

今年もどうぞよろしくお付き合いください。

 

さて、ちかごろ気になっている言葉があるのでご紹介させていただきます

この本は図書館から借りさせて頂き、ブログを書かさせていただいています。

 

なにかとイラっとする「~させていただく」について、スカっとする回答めいたものを探していたところ、この本を見つけました。

「させていただく」の語用論 ー人はなぜ使いたくなるのかー 椎名美智著

 

本によると「させて頂く」には許可を乞う、へりくだる、する・やる(動詞)など多くの意味を含んでいます。

 

違和感を感じる部分を私なりに解説してみます。

・ちかごろ気になっている言葉があるので「ご紹介させていただき」ます

→誰に許可を乞うているのか不明です。

 

・この本は図書館から「借りさせて頂き」

→何に対してへりくだっているのでしょうか。

 

・ブログを「書かさせていただいて」います。

→不要な「さ」が入った「さ入れ言葉」です。

→誰かに聞くまでもなく、実行しますよね。

 

「~させていただく」に違和感を感じる人が多い背景には、他者との距離(心理的、人間関係、社会的など)が関係しているのではないか、ということです。

空気を読む、場の雰囲気を汲み取る、行間を読む、など明示されていない場の雰囲気を読む要求が高まってきているのではないか、と思います。

言葉は生きているとはいえ、違和感を感じる使い方であるということをご紹介させていただきました。(笑)

2024.01.06:なおコン:[スタッフ眼ヂカラ養成ブログ]

あの頂上を目指して!太白山制覇

  • あの頂上を目指して!太白山制覇

あの頂上を目指して!

壱岐産業の社内大学の最終年としてすすめていたペア企画。

11月末にすべてのペア企画が終了しました。

有澤&鈴木ペアは弊社取り扱い商品を体感しよう~!の試みのもと、太白山を登ってきました。

ガイドをしてくれたカリノさん、ありがとうございます!

準備、装備、心がまえなどを携えたつもりでしたが、みんなの感想を聞くと「甘くみていた」との意見が多くありました。

楽しく登山をしましたが、ガイドさんのフォローがあったことは書き添えなければなりません。

プロとして助言できること、たくさんあるのだと思いました。

弊社も、東北を元気に!を合言葉に来年も皆様のお役に立つ企業をより一層目指さねばと思ったのでした。

 

 壱岐産業は東北の元気を応援しています。

2023.12.23:なおコン:[スタッフ眼ヂカラ養成ブログ]

セリ鍋の美味しいところ、恐縮ですが

  • セリ鍋の美味しいところ、恐縮ですが

セリ鍋の美味しい季節となりました!

知人が名取市でセリを作っているというので収穫体験に行ってきました。

水がきれいなところでしか育たないセリ。

湧き水が豊富にあり、井戸水をくみ上げてセリ田んぼに流しいれています。

水深はひざ下くらい。胴長を着て腕までの長いゴム手をはめて、膝まづいて収穫します。

水に浸かっている泥はサラサラで柔らかく、絡み合っている根を折らないように慎重に掘り起こします。

掘ったセリは井戸水を利用した洗い場で泥を落とし、黄色い葉や茎を省いて商品化します。

とても手のかかる作業だということがわかりました。高価なのも納得!

買えば2000円以上はするほどの量のセリをお土産にいただきました。

 

たくさんあるので、ありふれた食べ方だけではもったいない。

豚肉と炒めて仕上げにごま油をかけていただきました。

たんまりあるので、もうしばらく贅沢セリ料理を楽しみまーす。

2023.12.16:なおコン:[スタッフ眼ヂカラ養成ブログ]

アツアツの焼き芋がおいしい時季になりました

  • アツアツの焼き芋がおいしい時季になりました

仙台平野の東部に位置する岡田地区で、焼き芋を食べるイベントに参加してきました。

焼き芋がメインではなく、古来からある松葉かきの文化を体験したのちに焼き芋を食べようという内容です。

 

仙台市宮城野区の岡田地区は太平洋がすぐそばにあり暴風などとして松林が密集していました。

かつては松葉を集めて(松葉かき)冬の燃料にする文化があったとのことですが、いまでは国内で10か所程度しか、この風習は残っていないということです。

東北学院大学の先生から生活文化のレクチャーがありました。

松葉を集めて、藁で綯(な)い、集めた松葉を束ねて、倉庫まで運びます。

縄を綯(な)のを生で見たのは初めてです。

縄を結べない若い人がいたのも初めて見ました。

 

ここら辺は、震災後に人が住めない地域になりましたが、定期的に人が集まる仕組みを作り上手に実施しています。

おいも美味しかったぺろり

 

2023.12.02:なおコン:[スタッフ眼ヂカラ養成ブログ]