山菜屋どっとこむ＠かあちゃんブログ

雪いよいよ降り重ねる折からなれば也（暦便覧）

冬型の気圧配置が強まり、朝夕の冷え込みが進み、池や川などに氷がはる頃。
霜柱が観られるのもこの時期で、いよいよ本格的な冬の到来。
高い山の峰は雪に覆われて、平地でも雪が降り始めます。

冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也（暦便覧）

木々の落葉も進み冷え込みが厳しくなって、平地でも初雪がちらつき始める頃。
西高東低の気圧配置が多くなり季節はいよいよ冬へと入っていきます。

冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也（暦便覧）

冬の初めを指します。
この日から立春（2月初め頃）までが冬ということになります。
高い山々から初雪の便りが届けられる頃。
木枯らしが吹き始め、落葉が目立ち始めます。

つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也（暦便覧）

秋の気配が去り、各地で初霜の便りが聞かれる頃
野の花はめっきり少なくなり、山々の紅葉が華やかさを増す。

陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也（暦便覧）

朝晩の冷え込みが進み、寒さを覚える頃。
菊の花が咲き始め、こおろぎが鳴きやみ、渡り鳥の雁がやってくる。
山々の木々も紅葉の準備に入り、稲刈りもそろそろ終わる時期。

秋の彼岸の中日
この日の前後3日、7日間を彼岸といいます。
「暑さ寒さも彼岸まで」というように、過ごしやすい気候になってきます。