レインボープラン推進協議会

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レインボープランが、日本農業賞の特別部門である
第2回「食の架け橋賞」に応募し、最終審査に残りました。
去る11月19日、東京大学大学院の八木宏典教授を委員長とする
中央審査会の委員5名が長井市に入り現地調査を行いました。

当日は、レインボープラン推進協議会の菅野芳秀会長が
活動状況などを説明した後、「NPO法人市民市場『虹の駅』」、
「NPO法人レインボープラン市民農場」などの関係者から、
生産者と消費者が地域の中でいかに連携がはかられているかなど、
直接聞き取りをされました。
中でも、市民農場ではボランティアの方々が農作業に喜びを感じ
農業への理解が深まっていく声に耳を傾けておられました。
なお、審査結果の発表は2月上旬の予定。



審査員の質問に緊張して答えるボランティアのみなさん
(NPO法人レインボープラン市民農場、収穫した里芋を前にして)


2006.01.28:rainbowコメント(0):[メモ/]

あけましておめでとうございます。
今年の2月でレインボープランは満九歳になります。
学齢でいえば、小学四年生です。今年もなお一層、市民の
皆さんとともに、愛情を込めて大切に育てていきたいと思います。

一昨年は「明日への環境賞」(朝日新聞社主催)をいただきました。
そして今年、二月に発表されるのですが、NHKと全中(農協)が
主催する「食の架け橋賞」に山形県を代表する事例として紹介され
ました。このような評価をいただけるようなりましたのも、
ひとえに市民の皆さんの変わらぬ参加と、全国の皆さんからの
暖かい応援、お力添えのおかげです。
ここにあらためて感謝と御礼を申し上げたいと思います。

消費者は田畑に思いをはせ生ゴミを分別し、
農家はまちの台所を思いやりながら作物を作る・・・。
レインボープランが目指すのは、市民の参加と思いやりに
支えられた「食といのち」を大切にする地域です。
生ゴミはその接着剤。
今年も愚直にこの道を進んでまいりたいと思います。
昨年は念願の「NPO法人レインボープラン市民市場『虹の駅』」が
誕生しました。「循環・土・いのち・食・おもいやり」の
まちづくりの核であり、地産地消の物流のセンターであり、
同時に市民参加のまちづくりの拠点として、
3年間の準備を経て作られたものです。
今年は「虹の駅」の一層の成長に力をそそいでまいりたいと思います。
また、これまでも多くの関係者の方々と連携しながら
レインボープランの成果を幅広い地域の活力につなごうとして
まいりました。今年はこれを更に発展させ、長井の産業に、
例えば環境保全型農業の一層の推進につなぐ道を
検討していきたいと思います。

レインボープランは成長の過程にあります。
まさに子や孫の成長を見守る家族のように、
「まだ○○ができない。」という視点からではなく、
みんなのお陰で「もう○○ができるようになった。」という目で
見守りいただきたいと思います。

全国の循環型まちづくりを実現しようとして
日夜努力しておられる多くの方々にとりまして、
今年も稔り多い年でありますことを祈念いたします。
最後に、皆様がたから寄せられるご意見や情報が、
食・農・循環などのまちづくりに関わる多くの方々の
飛躍に結びつくことを願いこのホームページを
ご利用くださることをお願いいたします。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


レインボープラン推進協議会
会長 菅野芳秀



2006.01.13:rainbowコメント(0):[メモ/]

 近年の食生活については、食習慣の乱れや、食料の安定供給、
食料資源の浪費など、多方面に影響をおよぼしています。
また、食の安全、消費者の信頼の確保への関心も高まっています。
このため、消費者が望ましい食習慣の実現及び食の安全について
自ら考えることを促進するとともに、子供の頃から「食」の安全
「食」の選び方や組み合わせ方などを教え、「食」について
関心を持ち、自ら考える習慣を身につけさせる「食育」を
推進することが重要であると思われます。
このようなことから、レインボープラン推進協議会では
以前行っていた「寿限無講座」を再度開催することになりました。
本講座はこのような食を取り巻く状況を踏まえ、皆様に楽しみながら
食の安全安心、子供たちの食について知っていただけるよう
様々な講師を迎えて定期的に開催していくものです。

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シリーズ第1弾(参加無料です)
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◆メインテーマ 地域と共に子ども達の食を考える
        
        地域の特色を活かしながら健全で安心できる
        食生活の実現のために・・。
        ”親から子へ”正しい食育が強い体質を創ります

◆講師 佐藤由美子氏(調理師)

        学校給食調理師として真に子ども達のために
        給食をやってきたのかという問い直しから
        石けんの使用、農薬、輸入食品、添加物の排除
        地域野菜の導入などを実践している

◆日時 平成18年1月22日(日)午後1時〜午後3時
◆場所 長井市民文化会館 3階 大会議室

 ※第2回は3月、第3回は5月に予定しております

◆問い合わせ 長井市役所企画調整課レインボープラン推進係
       0238−84−2111内線348


2006.01.11:rainbowコメント(0):[メモ/]

 「農産物に高付加価値を付けて売ろうといろいろ
取り組んできたけれども、結局のところ土づくりが
一番基本だと気づいた。」と話してくださった
(有)歌丸の里専務の寒河江さん。
 今年度から御自身が経営する和牛の畜産堆肥と
レインボー堆肥を混合してレインボー米を生産し
学校給食に供給しています。取材に伺った時は、
仲間と作った堆肥散布組織(ゆうき組合)で雪中での
散布の真最中。「作物の7割は土の力で育つ。堆肥が
入った米は、お客様からもうまいと喜ばれる。これか
らも土づくりに努めて行きたい。」と抱負を語ってく
れました。生産者と消費者という希薄な関係からお客
様の目線にたった農業へと、寒河江さんの理想とする
米作りへの挑戦は今後も続きます。



※この記事は「広報ながい」(18年1月1日発行)に掲載されたものです




2006.01.02:rainbowコメント(0):[メモ/]

 「初めて虹の駅に野菜を出してお金をもらった時は、
もったいなくて使えなかったなー。うれしくて感動したなー。」
と話してくださった山平さんご夫妻。
昨年まで使っていた籾殻堆肥に、今年からレインボー堆肥を混合
して野菜の生産を始めました。
「アスパラ」、「なす」、「つるむらさき」、「ズッキーニ」
「かぼちゃ」など数多くの種類の野菜を栽培しています。
「今年はレインボープランの認証を受けられなかったが、来年は
ぜひ認証を取れるよう頑張って行きたい。」と抱負を語ってくだ
さった吉次さん。今後は、丹精込めて作った「おかめささぎ」や
「小豆」などを虹の駅に出荷する予定です。



※この記事は「広報ながい」(17年12月1日発行)に掲載されたものです


2006.01.02:rainbowコメント(0):[メモ/]

 「堆肥ってやっぱりいいんだな。今年は枝豆なりすぎだもの〜」と
笑顔で話して下さった豊太郎さん。レインボー堆肥に菜種油粕、米糠
鶏糞などを配合して使用しています。
奥さんのユキさんと共に、稲作をメインとした農業を営んでおり、
直売所への出荷は虹の駅がはじめてとのことです。
「つまみ菜」や「にんにく」などあえて他の生産者が出荷していない
ものを出すこだわりようで、これからは「菊芋」を出荷予定とのこと。
菊芋はスライスするとシャキっとした歯ごたえがあり、健康食材とし
て注目を集めています。また、出荷するとすぐ売れてしまうという
大人気の「黒豆きなこ」もまもなく虹の駅に並ぶ予定です。



※この記事は「広報ながい」(17年11月1日発行)に掲載されたものです


2006.01.02:rainbowコメント(0):[メモ/]