レインボープラン推進協議会

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 毎月22日は「虹の日」。生産者と消費者が一緒になって多くの市民に
「虹の駅」を知っていただこうと、先月からはじめたイベントです。
10/22は「秋の収穫祭」と銘打って、生産者が臼、杵、もち米など一切を
持ち込んで店頭でもちをつき市民に振舞いました。

 当日は日曜日で市内のあちこちで秋のイベントがあり、
近くの「TASビル」でも市内の環境団体が集って「環境フェア」が開かれ、
レインボープラン推進協議会ではパネル展示、虹の駅でも農産物などを
出店しました。

 一時はこの会場からのお客さんもお出でになり、子どもたちがもちつきに
参加したり、突き入れ餅の振る舞いに長蛇の列が出来ました。
なお、これまで多様な媒体を使って、虹の駅をPRしてきましたが、
中には「移転先の店舗を今日初めて知った」というお客さんもおられ、
さらなるPRの必要性を痛感しました。

また、夜には「虹の駅」で生産者同士の「芋煮会」があり、
多様な反省と前向きな発言が沢山出されました。

★一言宣伝・・・>虹の駅では、レインボープラン認証野菜をはじめ
地場産材料を用いた「こだわり!芋煮セット」を、数量・期間限定で販売して
います(地方発送も可)。詳しくは、虹の駅事務局へお問合せください。
(TEL:0238-83-3176)











9月29日、レインボープランの視察に同日、期せずして
ヴェトナムから2団体が見えました。
1団体は、ハノイ市の都市環境公社からの研修生(JICA関連)11名。
一行は、29日から4泊5日の日程で長井市のレインボープランを中心に、
環境や地域づくりを視野に入れた座学と現場で有機栽培、土づくり、
コンポストの活用などを学びました。

また、今回は有機農業の基礎知識を県置賜総合支庁・農業普及課から
直接指導を得ることが出来感謝されました。
研修の実施機関は国際協力機構(JACA)、研修スケジュールは
NPO市民市場「虹の駅」が担当しました。


収集所で生ごみの分別状況を視察する一行

2団体目は「NPO法人ブリッジ エーシア ジャパン=BAJ」の
ヴェトナム事務所職員4名で、障害児者の自立支援や生活環境の改善と
教育に取り組んでいるNGO組織。
一行は、市民が主体的に作り上げたレインボープランを学びたいと
自費で視察に見えたもの。
ヴェトナムでは経済発展に取り残される貧困層の自立支援や、
環境改善、障害者支援などが急務。
女性が天秤を担いでふれ売りするのもコンビ二の出現で追い詰められるのも
時間の問題とのこと。
これらの女性が生きていく道はあるのか・・・と訴えられた。



2006.10.25:rainbowコメント(0):[メモ/]

去る8月1日、「長井市は農地管理が進んでいるところ。
レインボープランも現地を見たかった。」とゼミ生を連れて
「インボープラン市民農場」と「レインボープラン市民市場『虹の駅』」を視察。

「市民農場」では消費者と生産者がともに安全な作物つくりに取り組む
農地の新しい利用について関心を寄せておられました。



市民農場で竹田理事長から説明を受けるゼミの一行


2006.10.25:rainbowコメント(0):[メモ/]

近年、長雨や大型台風の頻発など、異常気象が多くなり各地に被害が
出ています。東北の長井でも、時折スコールのように雨が降ることがあり
農作物の栽培管理には注意していましたが、ついに当農場でも強風の被害に
遭ってしまいました。

10月7日から8日にかけて吹き荒れた暴風雨は置賜地方にも襲いかかり、
当農場の雨よけハウス1棟が引きちぎられ、あたかも竜が昇天するような形に
破壊されました。また、隣の1棟も大きな穴が開いてしまいました。
   
被害額は20万円を超えそうで、NPOが農業共済の被保険者になれなかった
ことが今更残念でなりません。

今年は、供給額(売上額)が予算を超えそうだと喜んでいた矢先の被害に、
「農業は自然との闘いだ!」のことばが
痛いほど思い知らされた出来事でした。(※お見舞い申し受け中)







秋晴れの9月29日、近くの幼稚園の年長児50名が5月末に田植えをした
田んぼの稲刈りをしました。

竹田理事長が「皆さんが植えてくださった稲が立派に実りました。
今日刈り取ったお米で今度は餅つきをしましょう。
田んぼにはイナゴやバッタ、土の中にはドジョウもいるんだよ」とのお話に
園児は目を輝かせ作業に入りました。

園児の作業は、機械で刈りとった稲束を稲杭まで運ぶ作業。
中には一人で3束も運ぶ園児もおり、刈り取り作業が追われるほど。
イナゴを見つけて追いかける子もおり、みんなでいい汗をかいた2時間でした。










 去る9月16日から2日間、長井市で開催された2足歩行ロボットの
格闘競技全国大会「ROBO-ONE大会」に長井工業高校機械システム科の
生徒さんが製作したロボットが出場して注目を集めました。

 ロボットの名前は、レインボープランのまちにあやかり
「ナガ・レインボー」君。
「NPO市民市場・虹の駅」でも、売り場に
「がんばれ!!『ナガ・レインボー』」のポスターを掲示して応援。
ROBO-ONE大会をPRしました。

 今回は初参加でもあり、決勝トーナメントには進めませんでしたが、
来年は元気の出る「レインボー野菜」をもりもり食べて勝ち進んで
欲しいと願っています。
なお、大会には、国内はもちろん、アメリカ、韓国など海外からの出場も
含めエントリー数は113もあり大いに賑わいました。

 ところで、「レインボープラン」では、「50年前の野菜つくり」を
目指しています。
なぜかって、例えばピーマンの栄養価(ビタミンAなどの含有量)を50年前と
見比べてください。明らかにビタミンA、ビタミンCは激減していますね。

<ピーマンの栄養価の推移>
1954年
1963年
1982年
2000年
ビタミンA(μg)
600
99
45
33
ビタミンB1(mg)
0.10
0.10
0.04
0.03
ビタミンB2(mg)
0.07
0.07
0.04
0.03
ビタミンC(mg)
200
100
80
76
(食べられる部分100グラム当たりの成分値:『食品成分数』2訂・女子栄養大出版部より)

「土の衰え」が栄養価の低下につながっていると言われているんですよ。
だから、レインボープランでは作物つくりには「土は命のみなもと」を合言葉に
「生ごみの堆肥」など有機質肥料を使って(化学肥料を通常の半分以下使用)、
土を豊かにすることを推進しているんです。

将来を担う子どもたちや体の優れない人には、見た目より栄養価の高い野菜を
選ぶ姿勢が大切ですね。
今、スポーツ選手は栄養価の高い野菜を求めているようですが、
将来は、レインボー野菜を各種スポーツの強化選手にも食べて頂きながら
勝ち進んで頂きたいと思っているんですよ。


「ナガ・レインボー」君の雄姿


「ナガ・レインボー」君、堂々の土俵入り

2006.10.04:rainbowコメント(0):[メモ/]