レインボープラン推進協議会

新人☆ケンジのレインボープラン体験記(最終回)

 こんにちは、埼玉県から来た新人市民ケンジです。私がこのコーナーの記事を書いて、1年が経ちました。その間、レインボープランを見て感じたことを振り返ってみます。
「地域に根差した農業」「食の安心と安全」「環境」「土の健康」。レインボープランの始まった当初は、地域がそうした課題を抱えていた時代であり、どうにかしたいという強い想いがたくさんあったそうです。そのような思いを形にするために、いろいろな立場の人々が協力して、努力を重ねてレインボープランは生まれました。取り組みによって今では、十分にとは言えないまでも、安心・安全な農産物づくりを心がける生産者が増え、消費者も地元でとれた農産物を手に入れやすくなったのだろうと思います。
 しかし、いったん問題が解消され、ある程度普及してしまうと、その後がんばる意欲は落ちていきます。今、レインボープランはその時期に来ているのではないでしょうか。何かを創り上げていくことはすごくエネルギーのいることですが、創り上げたものを続けていくのも同じくらい大変で難しいことなのだと感じます。でも私は、きっと当たり前になってしまった何かこそ、大切にしなくてはいけないのだと思います。
 私たちが食べ物をいただくことで出る植物や動物の残さ、言わば、いのちのかけらを土に帰してあげる。そうやって、いのちを大切にしてきた長井市には多くの人々が取り組みを視察に来ます。若い世代、また海外からも長井に学びたいとやってきます。私も、レインボープランを支える市民の一人として、いのちを大切にする暮らしやまちとはどういうものか学び続けていこうと思います。
 みなさん、ご愛読ありがとうございました!!

2018.05.01:rainbow:[メモ/トピックス]


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