レインボープランとは
最上川と朝日連峰や出羽丘陵の地形がおりなす長井市は、
松川、白川、野川の1級河川が合流する最上川発祥の地。 これらの河川が水のまちを形成していることから、 とても美しい虹が架かることの多いまちです。 レインボープランという名称は、その虹をイメージして、まちとむら、台所と農業、現在と未来との間に、希望の架け橋をかけようとつけられました。 虹が7色で構成されていることから、職業や立場の異なる様々な人々が力を合わせて同じ方向へ進んで行こうという思いも込められています。 虹の架け橋を行きかうものは市民の「おもいやり」や、 「やさしさ」です。レインボープランとは生ごみを活用した、 「やさしさと、おもいやりのまちづくり」でもあるといえると思います。 |
1.レインボープランとは、同じ市内のまちとむらの連携によって、
台所から出る生ゴミを資源として活かし、豊かな暮らしと地域を 育んでいこうとする地域(まち)づくりである。 2.レインボープランとは、市民と行政が同じ地域の生活者として イコールの協力関係を築こうとする、住民自治ある地域づくりである。 3.レインボープランとは、生活者の視点に立った、地域政策である。 それは環境政策であり、農業政策であり、食料政策であり、 同時に地域の中に循環経済を築こうとする、地域自立の政策でもある。 4.レインボープランとは、まちの人々が堆肥の生産者として、 土作りに参加し、むらの人々が作物の生産者として、まちの人々の 命の糧をつくる。みんなが農と食に関わって行く 農業を基礎とした「循環型社会」をめざそうとする、 市民と行政との協働事業である。 |
Copyright (C) 2005 レインボープラン推進協議会
米や野菜だけでなく、市内の事業者によって、レインボープラン認証大豆の豆腐、納豆、みそ、油揚げ、レインボー野菜を使った創作菓子やお惣菜、レインボー認証の酒米と長井の良質な水で醸造した日本酒なども、製造・販売されています。
市内の飲食店や旅館の中には、レインボープラン野菜を使用したお食事を提供する店があり、市民だけでなく市外からのお客様にも好評です。
また、長井市内の小・中学校の学校給食では、レインボープラン認証のはえぬき1等米の米飯が子どもたちに提供されているほか、旬のレインボー野菜も献立にのぼります。
このように、市民の台所から出た生ごみが堆肥(コンポスト)として土に戻り、その土で育った米や野菜がまた市民の食卓に戻るという循環の輪が成り立っています。
(2020年 更新済)
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