日本文化論⑤英語と日本語の摩訶不思議

 私この頃変なんです、変なことにハマっていて、心と身体が疼くんです。と言ったら、また変なお爺さんの病気が始まったなと思い、春だからしょうがないよなと思うでしょう。ところが、今回は割合と真面目っぽいんだよな。
 『成田駅前変な民俗学者?⑩生命の起源Ⅲ』で、言葉や言語が重要なポイントであることを推論しました。言語や文法、表記は世界中で多様にあると思うが、今回は単純に、日本語と英語から文化論を展開してみたいと思います。
 【愛・恋⇔Love・Like】 日本語では“初恋”があり、“失恋”があり最後に“愛”が生まれる。表音文字文化圏においても同じような動詞変化活用があると思われる。Like(恋)→ Love(愛)→ Live(一緒に住む)→ Life(暮らしがあり生命が誕生する、そして人生) 
 【文化・カルチャー ⇔ Culuture・Agri-culture】英語圏の言葉であるカルチャーの語源がアグリカルチャー(農業)にあること。【家族・農業 ⇔ Family・ Familia・Farmer】日本語の家族や農業と同意語の単語がある。もともとの語源はラテン語のFamilia(マツダファミリアで有名)にあり、一緒に食事をするの意味なんだそうです。そのファミリアからファミリーが生まれ、農場や圃場、そして職業としての“お百姓さん”が生まれている。
 このように見てみると、人間は地球上の何処の国に生まれ、生きていたとしても同じ根っ子や生き方をしているんだと思う。どうでしょうか?

2013.03.21:orada:[変な民族学5巻 日本民俗論]