今日は保存食の勉強会です。
旬の短い山菜は保存し、1年を通して味わえるようにしています。
山の先生にゼンマイの保存方法(手順)を教わりにきました。
ゼンマイは収穫した(6月)その日に1本1本綿を取り、熱湯で素早く茹で、
天日干しします。ここまででも大変な作業ですが、ここからしっかり
乾燥するまで約3日間、太陽の下でゼンマイをもんでは広げて乾かし、
もんでは広げて乾かしを繰り返します。
これで1回目の乾燥作業が終わりになります。
その後梅雨明けの天気の良い日に土用干しをします。
太陽の下で乾燥させたゼンマイは保存性に優れ、
戻しても歯ごたえがあり、風味が損なわれません。
国産の天然ゼンマイの価値は、この手間ひまにも
窺い知ることができます。