たてもの備忘録ー福島県立美術館ー

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こんにちは(^^)仙台支店の大津です

GWはイベントなどありましたので大型連休とはいきませんが、合間をみつけて

福島県立美術館へいってきました

 

 

高校の同級生が見たいと誘ってくれた「東日本大震災復興祈念 若冲展」を目当てに

左側は若冲の代表作のひとつ「百犬図」。

名前の通り100匹わんちゃん居るのかと思いきや

実際には百匹ではなく「59匹」のわんちゃんだということに驚愕ww

職業病の私は「若冲展」を楽しんだ後は

美術館自体の建物に興味津々

 

福島県立美術館について

 すぐれた美術作品にふれることで人々の感受性が高まり、情操が養われ、憩いと喜びのなかに創造の手がかりが得られる場として、1984(昭和59)年7月に、隣接する福島県立図書館とともに設けられました。美術館は、福島市のシンボルであり、憩いの場として親しまれている信夫山のふもとにあります。福島駅からも近く、交通の便もよい場所にありながら、野鳥の声もきこえる静かで落ち着いた環境にあります。60,000平方メートルもの広大な敷地には、樹木や花々、広い芝生や日本庭園があり、散策や休息の場として親しまれています。(福島県立美術館HPより抜粋)

建築概要

設計 大高建築設計事務所  

設計者 大高 正人 (福島県三春町出身)
構造 鉄筋コンクリート造一部鉄骨 2階建
敷地面積 60,500m2
建築面積 6,471m2
延床面積 9,680m2
企画展示室 1,812m2
常設展示室 1,139m2

 

地域に根ざした建物という事で、設計した方が福島県三春町出身というところもなんだか素敵。

そして建物の後ろの「信夫山」との景観がマッチしているな~と

(山の稜線と建物の屋根のラインが合っているところに感心する私たち 笑)

この写真じゃ伝わらない・・・

美術館て展示している作品を傷めないように暗めになっている事が多いのですが

福島県立美術館はその中でもエントランスなどには上手に自然光を取り入れていて、

なんだか神殿のようでした

自然光を室内の奥まで届けるという事は、住宅の設計に於いても大切なことです。

照明器具ももちろん大切ですが、日光浴をすると心身の健康にも良い影響があるんです。

紫外線も気になりますが 笑

 

当たり前ではありますが「明るくて風通しの良い家」のご提案を今後もしていきたいと思いました。

と、いいつつ。

たまにこのように「仕事スイッチをOFF」して

ただ好きなものや、興味のあるものに触れる時間を意識的につくって

プライベートの時間を過ごす事を大切にして

一周まわって「仕事にも活きてくる」ような時間の送り方をしたいな~

と改めて感じた休日でした(^^)

 

仙台支店 営業設計 大津

 

 

 

2019.05.13:那須建設株式会社/住宅事業部:[スタッフレポート (仙台)]