naomiの写メール日記〜ブログ版〜

いよいよ電車でスペインに入りました。
地中海沿いを電車でバルセロナまで二、三時間くらいでしょうか。

私は、サグラダファミリアから五軒隣のアパルトマンに泊まっていてベランダからとても綺麗に見えます。ストリートには椅子とテーブルが置いてあって、夜になるとみんな夜景を見ながらサングリアやビールを飲んでいます。
それを上から眺めながら、楽しむのがもっぱらの楽しみでもあります。

南フランスでも若干言える事ですが、至る所にミュージシャンがいて演奏をしています。しかもなぜかソロ。カタロニアという国は、トロバドールや絵画や音楽など文化全般をとても大事にしていたようです。それが未だに残っているんですね。
今こそスペインとフランスという国に別れてしまったものの、国旗の隣にはカタロニアの旗が必ず掲げられています。私達には分からないカタロニアのスピリットがあるのでしょう。

今も広場で誰かがトランペットでTHERE WILL BE ANOTHER YOUを吹いています。
音楽っていいなぁと思いました。
カタロニアといえば、エスパドリーユとカタロニアンファブリックです。写真を撮る前に梱包して日本へ送ってしまったので、お見せできないのが残念…。
カタロニアンファブリックは、明るい色合いのストライプで、かなり分厚い布です。似たようなプリントものの生地はたまに日本でも見ますが、本物は重厚感があって素敵です。値段は高いですが、親子三代一生使えそうなハイクオリティーなものです。
一方のエスパドリーユは靴敷きが麻でできていて、足首に巻くひもがついています。カタロニアの正装靴で男性も女性も足首にひもをくるくる巻いて履きます。男性は黒。女性は赤です。

ペルピニャンに来たら、有名な雑貨屋のQUINTAに足を運んでみてくださいね。布も雑貨もすべてここで買えます。ラファイエットの川向こうにあるカタロニア歴史博物館の二軒隣です。
プロバンスから海岸に沿ってスペインの方へ電車で移動して、フランスのカタロニア地方のペルピニャンにやってきました。ローマ遺跡があったりして、歴史の古い街です。
マジョルカ王のお城があって、てっぺんまで登ってみましたが、オレンジの屋根が続き、モレーノ山脈、地中海が見渡せて壮大なスケールでした。ここからの空が、どうしようもないくらい果てしないものでした。一生ものの風景です。

日差しの強い、渇いた土地ですが、なんと夕方に少しだけ霧雨が降りました。こんな季節に雨なんて。
私はセナの曲で「カタロニアに降る霧の雨は、終わりない道に夢をうつす」と歌いました。
何気なく付けた歌詞でしたが、この歌詞はまさに本当だったのだと思いました。実感したい方はぜひペルピニャンへどうぞ。ただしジプシーが多い地区は気をつけてください。立ち入るのはやめましょう。

カタロニアの旗が青い空になびいていました。
今日は生涯プロバンスで生きた画家セザンヌのアトリエに行きました。今年のプロバンスはセザンヌ年で、セザンヌ一色です。

まずはチケットを買うのに朝から30分並んで、入るのに30分並びます。太陽の光で目が軽くやけどしながら、木陰の風を浴びながら。南フランスでは時間がゆーっくり過ぎていきます。

友達を並ばせて近くのスーパーに水を買いに行く間、通りすがりの人にナンパされること三回、車の人もいたのでナンパ渋滞を作りながら。こちらでは女性一人を放っておくことは、男性にとって許されないマナーな気がしてきました。ちょっとおしゅべりして「またねー」と挨拶して、プロバンスの昼はゆーっくり過ぎます。

セザンヌは生涯プロバンスを描き続けた画家です。絵からこよなく愛する気持ちに温かくなりました。そして実際の風景を眺めると、南フランスの自然の中で、素直に暮らす人々の心を知る事ができました。だから、プロバンスの時間はゆっくり流れるのです。トロバドール発祥の地でもあります。
絵画も文学も自然の中から生まれたのだと思いました。
プロバンスにやってきました。強い日差しと渇いた土や石がゴロゴロしたTGVのプロバンス駅からタクシーに乗り、コテージに向かいました。プライベートガーデンや噴水が付いたすてきな場所です。

朝、なんと耳元で鳩の声で目が覚めました。寝室は二階にあり、屋根裏部屋みたいになっていて、おそらくベッドの真上の屋根の上にとまった鳩が鳴いたのです。天空の城ラピュタです。わからない方はDVDでご覧ください。

キッチンがあるので、スーパーで食材を買って朝食を作りました。野菜の味がとても濃くてびっくりしました。おいしいです!これは日本では再現不能だと思いました

朝ごはんの後、太陽の光りと緑が風に揺れる音に心地良くなり、昼すぎまで寝ていました。
昼ごはんを作って食べて、プロバンスの街にくりだしました。日差しと渇いた町並みが美しいです。セザンヌの街、プロバンスです。セザンヌのアトリエは、今日は限定数終了でチケットが買えませんでした。明日の朝にまたトライします。
ヒースロー空港で三時間フラフラして(飛行機が遅れた)、パリにやってきました。せっかくのロンドンなのに、イギリスがポンドだという事を忘れていて、ポンドを持っていなかったのでウインドウショッピングを楽しみました。

夏のパリはとにかく花がきれい!ガーデニング天国です。ホテルの窓から見える窓辺にもいろんな種類の花が風に揺れています。本当にきれい!
明日は日本でいう新幹線、TGVでプロバンスに行ってきます!フランス人もバカンスシーズンで、旅行代理店には国内ツアーパックのポスターが張り出され、朝から行列ができています。では、いってきまーす(^0^)/
今日は、友達とベイスターズと中日の試合を見に行きました。
ベイスターズの関係者の方に招待して頂いたので、試合前の練習の時にグラウンドに入れて頂きました。野球選手って体は大きいけど、動きがしなやか。そしてとにかく球が速くてびっくりです。隣に立っていた牛島監督の足の長さに目が釘付けになりながら、うまく打球をよけつつ、クルーンのピッチングが気になるのでした。速い! ! !トイレに行こうと思い、ベンチのドアを開けると、タオル一枚腰に巻いたほぼ全裸な選手がたくさんいました。そのまま椅子に座って腹筋してる選手もいます。すっごい体。こ、これは・・・嫁入り前の娘ゆえに、ここから出られない・・・。あー、もれちゃう・・・。しかもトイレも男女共有。あー、どうしよう。あなたならどうしますか?

試合の方は、接戦でベイスターズが勝利しました。お土産にベイスターズのTシャツをもらい、ご機嫌な夜でした。本当は千葉ロッテファンなんです・・・とも言えず、もちろんこれからセリーグはベイスターズを応援しようと決意しました。また見に行きたいです。

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暑い夜が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
こんな日はやっぱりビールでしょう。
無事お誕生日を思い出してもらえたミーナは、六歳になりました。人間でいうと、すでに中年まっただ中です。あっという間に年とっちゃうんですよね。
この日は珍しく、お友達と北欧のポピュラーなビールを飲んでいると、ミーナが友達のグラスを持つ手にお手をするのです。これはビールを飲ませてくれ、と言っているのです。
いままで、ワインは飲んでもビールには興味すらしめさなかったのでびっくりしました。
楽しそうな夏の夜の宴に加わりたいのでしょうか。
とりあえず友達が自分の飲み残しのビールを与えてみると、なんとミーナは一気飲み。
プルプルっと耳を振り、私の顔を見てニヤっとします。尚美のビール、まだ残ってるね。と、言っているのです。普段吠えないのに、ワフっと低音のきいた声で鳴きます。酔っぱらってるようです。
まだ飲むの・・・???
私の飲み残しも一気飲みして、満足そうに横になって居眠りを始めました。どうやら酒癖が悪いようです。ミーナ、お酒はこれから控えるからね。
ツアーが終わり、来週からフランスとスペインに行くので、準備を着々と進めている今日この頃。


ハワイ州の観光局が出しているフレーバーコーヒーで、バニラキャラメルという種類のものをアイスコーヒーで朝食後に作っておくのが日課です。
麻ドリップでいれると、甘い香がたちこめます。
夏になると、なぜ甘い香が恋しくなるのでしょうか?私の夏の思い出の香りは、プーメリアです。子供の頃はプーメリアって言ってたけど、こちらの方はプルメリアって言うみたいですね。ハワイの花の首飾り(レイ)の花です。

いれたコーヒーは、あらねつを取り、冷蔵庫で冷やしておいていただきます。これがたまらなくいいのです。

あー。夏。南国のDNAを心底感じつつ…。
ん?!
夏といえば…?。
し、しまった。ミーナの誕生日、7月26日は過ぎてしまっていました。これはしまった。
ごめんね。ミーナ。
遅れてしまったけど、お誕生日のお祝いは桃でした。桃やマンゴーなど甘いフルーツが大好きなのです。HAPPY BIRTHDAY・ミーナ!


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携帯が壊れてしまい、新しい携帯を買い替えました。ようやく使い方に慣れてきました。

今日は東京FMの収録の為に、麻布十番にやってきました。40分も番組に立ち会う事は滅多にないのですが、最近よくしゃべるゴローさんのインタビューがおもしろかったです。ロック少年だったゴローさんにとって、最初は、ボサノバってまさか自分でやるとは思わなかった憧れの音楽だったんですって。私の中のゴローさんは、生まれた時からガットギターでボサノバを弾いてたイメージがあるけど…。そんな人がこんなにうまくなっちゃうんだー、とインタビュー中に新しい発見をしてしまったのでした。
この模様は8月6日にオンエアです。詳しくはHPにて。

帰り道、品川駅で時間がたくさんあったので、水族館に入ってみました。思ったより規模が小さくて一瞬がっかりしましたが、イルカにくぎづけになってしまい、何と二時間も一番前でイルカを見ていました。
イルカとは人とコミュニケーションをとるのが犬なみにうまいのです。言葉はないものの、ちゃんとこちらを見て話し掛けてきます。

オーストラリアの海岸で、ダウン症の子供達の水泳の時間になると、イルカの群れが決まって浜辺に訪れ、教えたわけではないのに、子供一人につき二匹がついて(一匹は背中に乗せて、もう一匹は落ちないようにサポートするらしい。ハンディキャップをしっかり理解しているのです。)遊んで帰っていくという話を聞いた事があります。この話は本当だろうと実感しました。
イルカが大好きになりました。
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今日は池袋の自由学園でライブでした。
以前から大先輩のゴンチチのチチ松村さんの著書「私はクラゲになりたい」や、アルバム用のコメントを頂いたりしてずっと気になっていた、作家?アーティストの沼田げんきさんに初めてお会いしました。お土産に著書と憩単語帳を頂きました。偉人達の憩とは…というのが書いてあり、小さな写真集にもなっています。ほねほね人形付きです。
個人的になぜか、ものすごーく静かな衝撃を感じた出会いでした。ステージで演奏していても、なぜか最前列にいる沼田さんに、どうしても目がくぎづけになってしまうのです。どっちがお客かわからない感じです。静かだけど強いオーラを持った方でした。

ライブはたくさんの方に来ていただきました。ありがとうございました。

ライブが終わって、ヒップランドミュージックのスタッフと御飯を食べて、帰宅しました。電車の接続が悪く、大船で20分、国府津で30分、小田原で20分タクシー待ちをしました。待ち時間でゆっくり沼田さんの単語帳を読みました。


あまりの衝撃に写真を撮ってくるのを忘れました。すみません。噂の単語帳です。

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昨夜は夕暮れ時から、ビーチでバーベキューパーティーでした。
一週間前に購入したばかりのギタレレ片手に。


ギタレレとは、ウクレレの弦が4本であるのに対し、ギターの弦6本で、ウクレレサイズで小さくて持ち運びに大変便利です。買ってから一週間ですが、すでに江ノ島にも連れまわしました。
本来のギタレレのチューニングは開放弦でAマイナーなので、音域的にはギターよりウクレレに近いです。私はボサノバを弾きたいので、低音重視で、チューニングはギターと同じにしています。

ボディが小さいので、音が波の音に掻き消されがちですが、またそれがなんともはかなくていい感じです。
近所の無人駅で友達を30分待つ間、ギタレレ片手に練習していたらあっという間でした。海が近いので、夜釣りの釣り人ラッシュで、釣り人達に混じって無人駅にこだまするウクレレみたいな音のボサノバ。

港祭の商品に目を奪われながら、夕日は落ちていったのでした。
p.s. i forgotの原画展ですが、名古屋、大分、東京での原画展は予定通り行われます。いろいろご心配をおかけして申し訳ありませんでした。ぜひ楽しみに待っていてください。あのジャケットに至るまでには、何十枚の候補画がありました。もちろん全部よすぎて迷ってしまう状況でした。その中から選ばれたあのジャケット。実物は信じられないくらいとてもかわいいです。今から「きゃー、かわいー。」と誰かの声が聞こえてきそうです。ぜひお楽しみに。

写真は岡山城の前の川に浮かんだ、アヒルのボート。なぜか左端の一羽だけが、タンチョウヅルでした。見えるかな?
大変残念なお知らせです。
7/15(土)大阪コンテンツレーベルカフェでのライブですが、昨日の深夜、会場が火事で全焼してしまいました。

ご予約を頂いていた皆様へ、大変申し訳ないのですが、ライブとP.S. i forgotジャケット原画展は中止になりました。今回の予約方法は、コンテンツレーベルカフェに直接予約のみだったそうですが、PCなどすべて焼けてしまい連絡がつかない状態になっています。予約をされているお客様、もしくは知り合いが予約をしているという方、中止になりましたので、ご伝達のほどをよろしくお願いいたします。

そしてコンテンツレーベルカフェの皆様、一日も早い復興を心よりお祈りしています。
大阪の皆様には大変ご迷惑お掛けしてしてしまい、申し訳ありません。
心よりお詫び申し上げます。
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ツアー二日目は岡山です。
30才過ぎてのツアーがこんなにしんどいものだとは、私は体力の限界をひしひしと感じながら、中田ヒデさんが29才で引退するのも分かる気もしました。朝型人間のこの私が、ホテルの朝食に間に合わないどころか、チェックアウトぎりぎりだったのです。体力が落ちてる・・・。そしてアコーディオンの木村さんの運転で広島から岡山まで移動しました。
木村さん、お疲れさまです。

岡山でお昼においしいうどんを食べてから、リハーサルの時間になったら携帯を鳴らしてもらうように頼んで、ホテルに戻り爆睡しました。枕元で携帯が鳴ったのは分かるのですが、体が動かず、五分間必死でがんばってようやく起きました。リハーサルをすませホテルへ戻り、再び爆睡。今度は晩ご飯の電話がかかってきたのですが、やっぱり起きれず、晩ご飯はとっととあきらめて寝ました。人間は食欲より睡眠欲が勝つのです。
九時からのライブにはちゃんと起きて少し早めに会場入りして、アコーディオンのライブも見て、いつものようにがんばって演奏できました。ライブが終わってコンビニで晩ご飯にうどんを買って(またうどん。うどん好き。)、一人でホテルで食べ爆睡しました。
翌朝、すっきり目覚めて、タローくんと葉子さんと朝ご飯を一緒に食べる事ができました。そして後楽園をお散歩しました。自分の体力のなさを感じたツアーでした。鍛えなきゃ。
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