naomiの写メール日記〜ブログ版〜

奈良のくるみの木でライブでした。

くるみの木は、いつ行っても自然の恩恵あふれる素敵なお店です。

この日から一ヶ月のキャンドルナイト(環境の為、夜は電気を控えてろうそくで過ごしましょうという取り組み。各地のタワーやビルのネオンなどが消えたりしています。最近徐々に定着してきました。)という事で、ささやかながら今回のライブも客席のライトを落とし、ステージにキャンドルを並べてきれいでした。
譜面用の明かりに、頭にロウソク二本、ハチマキでまいてみれば?とゴローさんに言われましたが、さすがにできませんでした。ちょっとホラーな感じ。
皆様もくれぐれも火の元には注意しましょう。

そんな素敵なライブの後は、くるみの木のキッチンクルーによるお野菜たっぷりのお料理で乾杯!
アスパラの天ぷらがおいしくてびっくりしました。お野菜をシンプル、かつ美味しく作れる女性にあこがれます!

こんな美味しいお料理をいつでも頂ける奈良の方々は幸せですね。

そして翌日のライブの為にその日のうちに奈良から名古屋へ移動。
軽く車酔いしながら無事名古屋のホテルへ到着しました。

写真はくるみの木の楽屋です。緑が心地よいです。
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今日は京都の法然院でライブでした。


考えてみると、お寺に立ち入るのは、おばあちゃんの初七日と法事の時と今日くらいです。

そんな私がこんなに歴史のある立派なお寺で歌ってよいものか…事前にこちらの貫主(住職)の方の書かれた本は読んできましたが、体に染み込んで歌に染み出すまでにはもう少し時間がかかります。
リハーサルは形をつかむまで随分悩みました。うまく言えないのですが、うまく焦点が合わない感じがするのです。
一端楽屋にもどり、楽屋にある大きな仏像を眺めながらいろいろ考えましたが、焦点が合うまで試行錯誤して歌い続けるしかないのかもしれません。
歌い手ならではの悩みかもしれませんね。

桃山の間(桃山城から持ってきた絵があるから)で、窓全開で雨の音、蛙の声やシシオトシの音と響くボサノバは、まさに日本のボサノバでした。


ライブが終わり、聴きに行てくださった方に手づくりのペンダントを頂きました。
なんと小さな手彫りのコーヒーカップとスプーンがついています。すごくかわいいです!
ライブにつけたいと思います。
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岡山から戻り、一日寝ていました。
なんだか疲れ気味でしたが、元気が戻ってきました。季節の変わり目はバテやすいですね。皆様もお体にはお気を付けください。

今日は、銀座の山野楽器でインストアイベントでした。
ツアーの中休みに、ゴローさんが里帰りをして、再びバナナ最中を買ってきてくれました。あぁ、うれしい!今度は大箱です。


最近、私達の周辺で話題になっていたバナナ最中は、あっという間になくなってしまいました。
コモンズとエイベックスのスタッフとみんなで仲良くバナナ最中を食べている写真です。
ゴローさんは子供の時から食べているので、感動が薄い様子。

しかし、エレベーターの前にこんな集団いたらびっくりするかも。
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昨夜は文化放送で、ユニーク ザ レディオ 憩いのひとときの収録でした。


2時間番組って長いなーと思っていましたが、人の数も多いし、ちなぼんや青芝さんに
も会えるので楽しいです。

1泊2日で青森へ里帰りをしたゴローさんのお土産は、写真の「芳香バナナ」でした。
至ってシンプルな箱に入った白あん入り最中ですが、これはスゴイ!!!
噛めば噛むほど、リアルなバナナなのです。
しかも原材料にはバナナは一切入っていません。
一体どうやってバナナを使わずに、こんなリアルなバナナを作ったのか興味あるとこ
ろです。

いろいろな憶測を話し合った結果、昔バナナが高価だった時代に、寒くてバナナなど
育たない青森の和菓子職人が、お菓子で憧れのバナナを作ってしまい、時代が進むに
つれ実際のバナナの方がお菓子のバナナより値段が安くなってしまったのではない
か…という勝手な結論に達しました。
もちろん事実は分かりません。
青森県人はゴローさんみたいに職人技気質なのでしょうか?

青森に行かれるチャンスのある方は、ぜひお土産にされてはいかがでしょうか?
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2008.06.11:naominaコメント(4)::[メモ/]
千葉県の蘇我にあるアリオという大型ショッピングセンターでインストアライブをやってきました。
まずは東京駅から京葉線快速に乗りました。同じ海岸沿いの住宅地なのに、私の住むエリアと全く雰囲気が違う事に気付きました。この界隈はファミリーが多いんですね。


そして蘇我駅でゴローさん家の車に乗せてもらい、会場の搬入口から入って車から出ると、搬入してきた方や従業員の方がタバコを吸っていました。(写真参照)
うまく言えませんが、多人種が一カ所に集まって煙を排出しているこの光景が、私には強烈でした。
「僕も混じってくるよ」と言い残し、ゴローさんも入っていきました。


さて、まるで迷路な裏口から売り場への扉を開けると、そこは私にとって未体験空間でした。

これもうまく表現できないのですが、家族連れが多いのです。

そういえば、私の回りには日曜に家族みんなでショッピングに行くような友達はいない事に気付きました。

そして、この日は会場は違うものの、ゴーオンジャーと一緒で(ゴーオンジャーは外、ナオゴロは中)、楽屋にあったゴーオンジャーの大きな段ボールがものすごーく気になりました。

ライブの後、段ボールの横で、コモンズのアーティストでエコレンジャーやりたいねーという話で盛り上がりました。宿敵はCO2。しかし、この企画を誰が教授に話をするか…という段階で企画倒れなのですが…。(確かにかなりの勇気と覚悟がいる。)

何はともあれ、平和な日曜日を体験する事ができたインストアでした。
カフェ ラ ファミーユさんで購入したランプシェードを自宅にとりつけました。

なかなかいい感じ。

でもなんとなくガラスのシェードだけだと、我が家の中ではさびしい感じがしたので、
夜な夜なレース編みでカバーを作ってみました。

覚えたてのレース編みですが、何とか完成!
普通のシェードだと熱くなってこんな事はできないけど、このタイプならではの風情
ですね。

ファミーユさんのライトもこんな感じでした。
編み終わった後は、満足してもちろん爆睡。
ツアー中も夜な夜なが続きそうです。
昨夜は栃木…いや、茨城でライブでした。

この茨城と栃木、頭の中でごっちゃになる事が多く、茨城に行く途中で栃木を通る為、
なおさらよく分からなくなってくるのです…。


カフェ ラ ファミーユさんはレストランと雑貨屋さんが別棟になっていて、和とフラ
ンスがうまく融合された、素敵な空間でした。

ライブ終了後、雑貨屋さんでランプシェードをお土産に買いました。ショップも素敵
なのでオススメです。フランスやアメリカのアンティークが多く、値段も手頃で、ど
うしてこんなに安くできるのか尋ねると、アメリカの田舎で仕入れてくるからなのだ
そうです。
ヨーロッパのアンティークがアメリカで手頃な値段で手に入るなんて知りませんでし
た。確かにアメリカは移民の国ですから、あって当たり前なんですよね。なるほど!

さて、ここは茨城。小田原までの終電にはもちろん間に合わないので、新宿のホテル
に泊まりました。
この歳になってもぬいぐるみの効果は絶大です。そこにぬいぐるみがあるだけで、ほっ
とするのはなぜでしょうか?

気付くとリリーちゃんを枕に寝ていました。
ぺったんこになっちゃったー!(もともとです)
ツアーが始まり、何の余裕もなくなった今日この頃、昨日はお休みだったので外のベ
ンチなどのペンキ塗りをしました。だんだんやる事がヨーロピアン化してきました…。

もうすぐ梅雨がやってくるので、木が痛まないように、やるなら今のうちです。私が
気に入っているフランスのペンキFは、色合いが本当に綺麗で、あちらに行く度に探し
て買ってきます。というより、Fしか見かけないという方が正解かもしれません。あち
らでは古いイスや家具、部屋の壁などペンキを塗り直しながらずーっと大切に使うの
で、ペンキにはこだわりがあるようです。国によって色彩って違いますものね。

翌朝、起きてベランダの花を眺めながらコーヒーを飲んでいると、なんとヤシの繊維
を頻繁に取りにきていた、あのひよどりがヤシの植木鉢の横にとまっていました。
最近全く現れなかったので、子育て中だなぁと思っていました。現れたという事は、
ひな達は巣立って行ったのでしょうか。
ひよどりは首をかしげる仕草をして、あの頃に比べてずいぶん花が咲いたなぁ…と言わ
んばかりに、ジャンプをしながらベランダを散歩して帰っていきました。ひよどりを
撮影するのは忘れてしまいましたが、思い出のヤシの植木鉢。今ではゼラニウムがすっ
かり大きくなり、植木鉢が見えなくなりました。
思わぬ再会の朝、また来年もヤシの繊維を取りにおいでね!
今日はユニークザレディオの番組に、将棋の佐藤康光さんがゲストでおみえになりました。

佐藤さんといえば、一億三手先までよむと言われている、説明不用なくらいすばらしい棋士です。
私も収録に参加させていただく予定でしたが、ナレーションの仕事が入りお会いできませんでした。


ナレーションの後、自分達の番組の収録があったので文化放送に行くと、話題は佐藤さんでもちきりでした。
人間的にもとても素晴らしい方なのだそうです。あー、お会いしたかったぁー…、聞きたいことがたくさんあったのにぃー…と、落ち込む私に思わぬサプライズがありました。
スタッフの方が、佐藤さんのお土産をとっておいてくれたのです!
第57回NHK杯で優勝した時に作られた扇子です。

手にとって扇いでみると、お香のいい香。いい風がきます。
次回があってほしい…!と願う私でした。
いよいよ来週からツアーが始まります。明日からリハーサルです。
今日からツアーの準備を始めました。


ツアーが始まるとバテバテになるので、まずは公共料金の支払い。

そして普段コンタクトをとっている友達が音信不通で余計な心配をしないように、しばしの別れの挨拶。
しかしすでに葉子さんからスケジュールが届いていた人がいました。さすがは葉子さんでした。

そして、いつも旅行カバンに入っているリリー(パリで買ったぬいぐるみ。タグにリリーと書いてあるので名前はリリー。これを作った作家さんの名前っぽいが。)を手洗いしました。
旅にかかせないリリーです。


あとは何だろう。

着々と準備が進む今日この頃でした。
いよいよニューアルバムの発売が近づいてきました。
一部のお店ではアルバムの特典にボサノバガイドブックがついてます。

いろいろな形でボサノバに携わる人々(人々も素晴らしく豪華!会長も参加!)がオススメのボサノバアルバムとコメントをあげています。
これが本当におもしろい!

その中の一人。
私が10代の頃からの友人で、先日もレコーディングの際に快く協力してくれた頼もしい人です。

とある人から聞いた話によると、レコーディングで見た私に想う事を、名前を伏せてブログに書いてくれていたらしいのですが、内容にとても感動しました。
私にはそんな事、ちっとも言わなかったのに。彼の優しさだなぁ…とガイドブックを見ながら思い出しました。


そして彼のページの隣は広告になっています。
その企業には、私にとってこんなに縁のある人はもういないだろう…と思う知人(向こうも私を腐れ縁だと思っているに違いない…)が働いています。
面倒見がいい方で、私が慕っているせいもあり、何かあるととても心配をかけてしまうので、風邪をひいた時も、治るまで「風邪をひきました…」と言えませんでした。

素敵な友人達でしょ。
私にとって、この二人のページが隣同士ってすごい!

ガイドブックにはそれぞれいろいろな楽しみ方があるようです。ぜひ楽しんでくださいね!
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韓国のアーティストのレコーディングに参加してきました。
まるでパズルのようなハングル語を習いながら、レコーディングは無事終了。


レコーディングの次の日はぐったりしていましたが、四日間楽曲の事しか頭になかったので、レコーディングの後の休みほど弾ける日はありません。

まずは西武球場まで国際バラとガーデニングショーを見に行きました。
憧れのピーター ビールスが来日していて、彼の手掛けた庭まであるらしいのです。

二時間半かけてようやくたどり着いた会場には、もちろんバラもお庭も憧れのピーター ビールスもいたけれど、私にとって一番心に残ったのは、少女に戻ったマダム達の群集でした。
五人連れくらいで来場しているマダムが多く、美しい花を見つけては、「きゃー。見て見てぇ。ええっと。字が小さくてよく見えないんだけど…」と、やたら長い横文字の花の名前を大きな声で、一部省略しながら読み上げてゆくのです。
そして、その名前を暗記して会場内の花市場で買い求めるのです。これがまた安い。

帰りの電車に乗ると、90%の乗客がうれしそうにバラを持っています。バラには女性を若返らせる効能があるのだと思いました。

私もみんなをワクワクさせるような庭を作ろう!と、決意新たにしたのでした。
しかし、あの花市場の一日の売り上げってすごいんだろうなぁ。
写真はうちのベランダに咲いているアレン ティッチマーシュ。ティーカップのような丸い形が素敵です。
最近、日本でも注目を集めている北欧刺繍。本屋さんでよく見かけるようになりました。


白布に白糸で刺繍をさしていったり、白に白を合わせるというものらしいです。
プロバンスだと、きなりにきなりを合わせたりしますが、白に白は北欧ならではなのではないかと思います。

初めて知った時は、目立たない作業だなぁと思いましたが、いざ試しに自分で作って(売っていないから作るしかない)使ってみて、心地よさに驚いたものです。

時間がないとなかなか味わう事のできない体験ですが。

写真は私の夜な夜な作品2です。
カーテンの残り布に、最近覚えたレース編をくっつけてテーブルクロスを作ってみました。
どうせ作るなら、プロバンス風にステッチでも入れようか…とも思いましたが、なんとなく北欧のダーラヘスト(写真の馬)を見ていたら、白に白でシンプルにいこうと思いつきました。
レース部分に、アイルランドのモチーフでもある三ツ葉がたくさんくっついていて気に入っています。
今年もバラが咲く季節になりました。

窓から入ってくる風がバラの香りで、贅沢な季節です。


写真のバラはワイルドエドリックという名前のバラで、ルゴサ系といって日本や東アジア原産の特徴が出ている品種です。
パリでよく目にする、日本やアジアをイメージしたモチーフの花の色(濃いピンク)は、ここから来ているなぁとよく思います。


イギリス人のグラハムトーマスが、絶滅しかけたオールドローズを世界中から集めて保護し、共に庭巡りの旅をしていたデイビットオースチンがイングリッシュローズを生み出しました。

このバラは、オールドローズの性質を持つイングリッシュローズ。
まさにこの二人を象徴するかのような品種です。

この二人がどんな旅をしていたのか、花を見ながら考えてしまうのでした。
イベントで富山にやってきました。

立山のふもとにある会場は、緑豊かでのんびりしていて心地よいライブでした。


ライブ会場に程近いカレー屋さんにゴローさんとランチを食べに行きました。

そこのご主人は、バラが大好きでたくさん植えていると聞いたので、あわよくば挿し木を貰おうと企てていたのです。


お店に着くと、めったに表に出てこないと聞いていた噂のご主人は、バラの手入れの真っ最中でした。
まずは話し掛けてみました。

「こんにちは。バラがたくさんありますね。私も育ててるんです。」

ご主人はハイポネクスを水で割りながら、嬉しそうに言いました。
「この辺りは土が粘土質(バラにとってはかなり苦しい)でね。おまけに富山の雪は重いから、枝がすぐに折れてしまってなかなか育ってくれないんだよ。」

よく見ると平均的にどれも枝が細く、折れて皮一枚でつながっている枝があったりしていて、バラにとって過酷な環境なのだと気付きました。

最近では入手困難なカニガラが株元に撒いてあったり(ネットで取り寄せたらしい)、馬牧場に馬の堆肥をトラックで貰いに行ったりして(最近は牛の堆肥から馬の堆肥がベストだと言われている。ただし馬の堆肥は高価。)、バラにとっていいと言われている事はすべてやっていました。

徹底的に不利な環境だと分かっていながら、愛する花を何十年も育て続ける…ご主人こそバラの精だ!と思いました。

そして、テラスにツルバラを植える計画があるらしく、最近16種類も取り寄せたそうです。

「でも、テラスには全然日が当たらないんだよ。」

バラの精はいかなる逆境においても、苗木を植え続けるのです。

挿し木を貰おうなどと企てていた自分が恥ずかしくなり、次来る時は逆に挿し木持参で来ようと思いました。

バラの精のいるカレー屋さんには、ビーグルもいました。