naomiの写メール日記〜ブログ版〜

ブラジルスーパーへ本を買いに行きました。この辺りは何万人というブラジルの方が住んでいて、ちょうど昼からカーニバルの日でした。 行きたかったけど、予定があって無理だったので、ブラジルスーパー(レストランとバーとスーパーとビデオレンタル、衣料、靴、電化製品から銀行まである)でランチしました。

ここで日本人を見た事はなく、みんなポルトガル語。ほとんど日本語は通じません。無事、書籍を注文し、レストランのテーブルにつくと、みんなのおしゃべりが聞こえてきました。 「ブラジルに行けばブラジル人じゃない、日本人だと言われ、日本に来れば日本人じゃない、ブラジル人だと言われるわ」 ここに来ると独特の寂しさが漂っているのですが、これはマイノリティー(少数民族)の寂しさなのだと気付きました。 おしゃべりにおしゃべりを重ねたようなBGMをバックにランチをしていた時、とある人がカラオケを歌い始めました。まるでポルトガル語の演歌みたいな曲。あんなにざわざわしていたのに、とたんに店内がしーんと静まりかえり、みんなしみじみ聴きいってしまいました。切ない空気でいっぱいになりました。

今日のショットはブラジル銀行の入り口。築30年くらいのアパートによくある玄関のドアです。大丈夫なのかなぁと心配になったりしますが、大丈夫みたいです。
2005.10.31:naomina:[メモ/ブラジル]


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