生活
いつ破水してもおかしくない友人とお茶しに行きました。37週目とあって(普通38週〜42週に生まれるらしい)、お腹のぽっこりは、すでに骨盤近くまで下がっており、うにゅうにゅ動いています。
こんなにリアルに出産間際の妊婦さんを見たのは初めてだったので、コーヒー飲みながら、目はお腹にくぎづけです。もし自分のお腹が突然うにゅうにゅし始めたら、男の人なら倒れてしまうでしょう。彼女は本当にすごいです。 当たり前だけど、男と女は違うんだな…と思いました。 日本の出生率1.25という数字を見る度に、ごめんなさい…と心の中で謝って肩身の狭い思いをしているのは、私だけではないはずです…。出生率を下げてしま、本当にすみません。犬は出生率には入りませんか?と、訳の分からない質問さえしたくなります。でも、人により理由は異なるでしょうが、今すぐ産めって言われても、無理なものは無理なのです。 私は、海外でストリートチルドレンを見て、将来いざとなったら、親がいなくて寂しい想いをしている子供を育てようと思いました。 新しい命を産む事が無理なら、寂しい想いをしている、すでにある命に愛情をそそぐ方法もあると、漠然とですが思ったのです。 うにゅうにゅを見ながら、短時間にいろんな事を考えさせられました。何はともあれ、元気に生まれておいでね! 写真はティーツリーの花です! ...もっと詳しく |
人間とは気付いていなくても、何らかのストレスを受けて、心のどこかで緊張していたりするものです。
レコーディングでブースに入る時など、自分の声をしっかり聞くととても分かります。声でなくても、ちょっとした仕草や目の動きなどなど。仕事柄、緊張している場合ではない方へ、魔法のおくすりを紹介します。 Bach…バッチレメディーというイギリスのフラワーエッセンスをビネガーでとったものです。私はヒップランドミュージックの方から教えて頂きましたが、ある日スタジオのデスクに同じものが忘れ物で置いてあったので、ミュージシャンの間ではポピュラーなものかもしれません。 このレメディーは症状別に何十種類とあり(ハーブティーのように不眠症だとか、リラックス効果だとか、気分が沈んでいる時用だとか)、私が使っているものはレスキューと呼ばれるもので緊張をほぐす一番オーソドックスなレメディーです。スタジオの忘れ物も同じものでした。 これを水に4滴入れて普通に飲むのです。人によるのでしょうが、私には嘘みたいに効果があります。 あがり症の方は試してみるといいかもしれません。ただあまり売っていないのです。品川駅の駅ビルやロフトなどで買えます。小瓶と中瓶があって2000円〜3000円くらいだった気がしますが、はっきり覚えていません。 ちなみにクリーム状になっているものもあって、気に入って使っています。 結婚式のスピーチなどの前にぜひどうぞ。 |
久々に帰省し、弟の車でお墓参りとおじいちゃんの家に行きました。
おじいちゃんはとっても元気でした。そしておじいちゃんに、おばあちゃんの形見の鞄をもらいました。おばあちゃんは晩年、歌の先生をしていたのですが、自宅から教室まで毎回おじいちゃんに車で送り迎えしてもらっていたようです。 その時におばあちゃんがいつも譜面を入れて持ち歩いていた鞄があり、それをもらいました。おじいちゃんにとっては思い出のつまった大事な鞄でしょうが、同じく歌う道を歩む私に、鞄をくれたのだと思います。 滞在時間20時間の帰省で、福岡に戻り、さっそく譜面とお財布とケイタイを鞄に入れて、ライブ会場へ向かいました。何だかとってもうれしくてワクワクしました。 念願の西鉄グランドホテルでお茶し、本番の会場へ向かうとお客様で満員状態でした。福岡の方は明るくて、とにかく盛り上がるので楽しかったです。 また行けたらなぁ!と思います(^0^)/ |
福岡ライブのついでに久々に帰省してきました。福岡から飛行機に乗り、南へ飛ぶこと40分。空港から一歩外に出ると、雨の中むせかえすほどの花の香で一杯です。ブーゲンビリアが満開です。相変わらず時間の流れが止まったような、満開の花が咲き乱れる音が聞こえてきそうな場所です。
飛行機を降りて、飛行場の中をどんなに走っても、ここでは交通機関が少ないので、結局みんな同じバスになります。そしてブーゲンビリアの木の下の時刻表の前で、たいていの人が口がぽかーんと開き、ただただゆっくり流れる時間の中で、自分の無力さに途方に暮れるのです。ここではどんなに急いでも、無駄なのです。裁判所に急ぐ、両手に書類をたくさん抱えた弁護士も、旅行帰りのおばあちゃん達も、みーんな同じ飛行機と同じバスに乗り、市街地まで顔を合わせます。 不思議な場所だなーと改めて思いました。 バスの中でスーツ姿の男性が運転手に尋ねます。時間に追われているようです。 「Aホテルの前は止まりますか?」 バスの運転手はゆーっくりした、ワレワレハ、ウチュウジンダ…くらいの速度で答えます。 「ソノホテルノ前ニハ、トマランデスヨ−。」 そして間をあけてから 「3丁目デ降リテ、左二アルイテクダサイ」 ここは東京みたいに便利じゃないんです…ごめんなさい…とカルチャーショックに肩を落とす、彼の後ろ姿をなぐさめる私です。 私も無事ホテルにたどり着きチェックインすると、友達とごはんを食べにくりだしました。 でも、故郷の地っていいなぁ。 |
今日は知人を応援する為に親戚一同で、マリーンスタジアムへデーゲームを見に行きました。
と…その前に、上京した親を迎えに羽田空港へ行きました。「尚美が飛べば要人に当たる」ということわざが、ごくちまたにあります。今回は大きな日の丸を付けた日本の政府専用機に遭遇しました。首相が帰国したのです。間一髪の差で通行止めをくぐり抜け、無事空港を脱出しました。 順調にスタジアムにたどり着き、試合前のイベントも見物できました。とてもにぎやかで楽しかったです。さすが祝日とあって満員御礼でした。 プロ野球を生で見たのは何年ぶりかでしたが、当たり前だけど、本当に野球がうまいですよね。席がバックネット裏だったので、メインスタンドのサポーターの応援がきれいに見えて感動を覚えました。 残念ながらマリーンズは負けてしまいましたが、知人がボビーさんにお尻をポンポン叩かれているのが印象的でした。また絶対に!球場に足を運びたいです(^0^)/ そして…すさまじい事に夜は都内に戻りリハです。長い一日でしたが、とても楽しかったです。 |
以前からとーっても楽しみにしていたお花見の朝。
三人分のお弁当を作りました。たまに作るお弁当とは、とっても楽しいものです。たらの芽の天麩羅と、菜の花のお浸しと、筑前煮と…。いつの間にか「フンフンっ」って鼻歌まじり。季節の素材を使ってお料理をする楽しさって、女性に生まれてよかったなぁと思いました。 四季を生活の中にとり入れて楽しむ事は、日本特有の文化だなぁと思います。季節に合わせた器を使ったり、一輪挿しを飾ってみたり。 なのに…気付くと、私は重箱を持っていなかったのです。 せっかくお弁当作ったのにぃ…! 仕方ないのでプラスチックケースにつめてみました。味気ないけど完成! ミーナもうれしそうだけど、お留守番です。 さて、桜を見に行くぞ。 ミーナとお弁当と記念撮影しました。 |
30歳になってお嫁に行かないという事が、世間では火事や地震などと同じ、緊急事態
扱いなのだと最近ようやく気付きました。30とは区切り。誘いを受けるパーティーが、 合コンから社交会に変わるのです。 日本各地に存在すると思われる愛のキューピッドマダム。私のようにまさに独身貴族 ライフをおくる女性と、仕事に追われてそれどころではない男性を見つけては、合い そうな者同士を、頼まれてないけど適当にみつくろい紹介してくれるのです。 キューピッドマダムの存在は貴族仲間(独身仲間のことをこう呼んでいる)の先輩方 から聞いてはいましたが、本当に世界中にたくさん存在しているものです。 キューピッド達の第一声はだいたい決まっていて、「尚美さんはおモテになられるの よねぇ…。(観察)」から始まります。 当たり前かもしれませんが、こんな質問に「はい」と言う人はいません。「いいえ」 と言った瞬間、キューピッド達の頭の中で貴族バンク登録完了となるのです。しかも キューピッド達の連絡網は確立されており、一度登録されると、その情報は口づたい で、ほぼオンラインで他のキューピッド達に行き渡ります。 GOOD Job!! そして紹介した者同士が結婚すると、それは勲章のように永遠に語り継がれる…とい う仕組みになっているようです。 「いやー、全然モテなくて。実家で雛人形ださなかったからなぁ。アハハっ!」とは ぐらかすのですが、貴族女性のほとんどは雛人形を毎年出さなかったか、出してもゴー ルデンウイークにしまっていたような人ばかりです。雛人形は3月4日にしまうしきた りは本当かもしれません。 娘さんをお持ちのお母様、ぜひ参考になさってください。 ...もっと詳しく |
小田原のごくごく普通のマダムとおしゃべりしていた時のことです。
「最近、骨髄バンクに登録しようかなぁって考える事があるんです。やっぱり相当痛いんですよねぇ。何日か休まなくちゃいけないんでしょうかねぇ。」 娘を持つマダムは、それに対しどう思うのか…とても興味があったので聞いてみました。 彼女は答えました。 「昔、何か問題があって、それ以来ドナーが減ったらしいんだけど、今は大丈夫かしら。人の命を救えるならやりたいわよねぇ。今のところ、私は考えてないけど…でも身内の人間が病気になったりしたら、きっと私はやるわ。」 確かに、身近にそういう人間がいないと、自分の中で問題意識として実感できないものだと思います。 マダムは続けました。 「ただね、自分が死んだら検体はするつもりで、周りに「私が死んだら絶対に検体に回して」って言ってるの。お葬式でお金かからないように。その分、子供たちに回してあげたいから。」 発想に度肝を抜かれましたが、真剣に言っていたので、母とは本当に強いんだなぁと思いました。 「ただねぇ、そういう人多いらしくて、最近検体も余ってるんですって。」 そういう人、多いんだぁー!!とびっくりしましたが、これがマダムのもっぱらの悩みの一つだそうです。 確かに、自分のお葬式などにお金をかけてほしくないし、お墓の納骨堂も広くないからすぐ満員になるし。新たに買うとお墓って値段が高いし。私もそうしようかなぁ…。 母とは強いですね。 |
一年以上、買おうかどうしようか悩んでいたヨガマットを、ある朝ついに買おうと決意しました。
ヨガマットとはゴムでできたキッチンマットのようなもので、足元が滑らないように床に敷いて、その上でピラティスやヨガをするのです。 レッスンで使ったヨガマットがあまりに使いづらかったので、結局買わずじまいで、ずーっと自宅のフロアクッションの上でやっていたのです。さすがに冬は寒いので最近さぼっていました。せっかく歌の呼吸法を学ぶためにやっていたのに、さぼれば体はなまる一方…。これはイカン! 悩んだ末、とある雑貨屋で買う事にしました。 ちょっぴり遠出して雑貨屋に駆け込み、念願のヨガマットを手に入れました。せっかくなので、その足で大好きな映画「ゾロ」を見る事にしました。 主演のキャサリン ゼータ ジョーンズは一番好きな女優さんなのです。それよりゾロ役のアントニオ バンデラス。スペイン語の場面があって、彼のスペイン語は品があってうまいなーとびっくりしました。でも、よーく考えたら彼はスペイン人です。母国語なのです。スペインのスペイン語は発音が美しいですね。南米のスペイン語も、味があって好きですが。 帰り道、頭の中はゾロのテーマソングで一杯です。オレっ!な気分。 帰宅すると、ミーナが私のお菓子をつまみ食いしていました。お尻にZって刻んじゃうぞっ!オレっ! 早速ヨガマットを試してみましたが、大変使いやすかったです。全然違う。どうしてもっと早く買わなかったんだろう…と思いました。買おうかなぁ、と悩んでいる方は絶対買った方がいいと思います。使わなかったらキッチンマットにもなるし! ...もっと詳しく |
昨日はまたもやレコーディングで全勢力を使い果たし、最終新幹線一本前に間に合ったものの、もはや肋骨の筋肉がプルプルして、座って歌うボサノバ歌手にとって命である肋骨のコントロール不能に陥りました。私もマライア キャリーのように、一日歌ったら中三日空けてちょうだい、と言えるような身分になってみたいですが。スタッフは徹夜三日目の人もいるのに、本当にお疲れ様です。スタジオにはスーパー銭湯のチラシが置いてありました。みんなお風呂に入れたかなぁ。
今日は一日オフでした。朝はいつもと同じ時間に目覚めましたが、今日は箱根の温泉に行こうかなぁ…と思いつつメールチェックをした後、夕方4時まで爆睡しました。でもまだまだ眠いです。冬眠でしょうか?温泉は諦め、買い物に行ってワインを買ってきて、指揮者のユーリ テミルカーノフがロイヤルフィルと演奏しているCDを聴きながらワインを飲むことにしました。 あぁぁ…なんて幸せなんだろう。 ユーリの指揮は最高です!彼はジォアン ジルベルトに通じる部分がありますよね。 起きてまだ5時間しかたっていないのですが、やっぱり眠いのでお風呂に入ってまた寝ます。 そういえば、私のおばあちゃんが母に残した言葉とは「寝れるうちに寝なさい」だったそうです。 おばあちゃん、尚美は忠実にその言葉を守ります! では、おやすみなさーい(^O^) |
レコーディングも着々と消化してきている今日この頃。まだまだ録音しなくてはいけないものが山積みになってしまっていますが、考えない、考えない…。
今晩はお友達のお買い物に付き合ってきました。 今日のお買い物とは車です。高級なイメージのある某ドイツ車のいろんなクラスのものを試乗してきましたが、最近は形も丸く小さくなっていて、ワゴンタイプが主流になっているんですね。 思っていたものとは違っていたので、やっぱり気になっている日本車も試乗してみよっか?という事になり、結局買わずじまいでした。 それにしても、よく考えてみれば日本の車ってすごいなぁ…と思いました。もちろんドイツの車も素敵だけど!日本に来た外国人が日本の車Hに乗りたがるのは、海外でHが高級車だからだそうです。 ヤマハのギターが世界一だと自信たっぷりに言っていたドイツのギター屋さんもいたし。日本の技術ってスゴイんだなぁと思いました。 |
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ふと振り向くと、私と同じ歳で音楽家の独身の娘さんを持つ知り合いの女性が立っていました。
彼女には、よく車に乗せてもらったりと、よくお世話になっています。
彼女の娘さんは、仕事柄世界中を駆け巡っていて、私は彼女の話を聞くのが毎回楽しみなのでした。
聞けば、娘さんは遅いバケーション中でブラジルにピラニア釣りに女の子二人でお出かけ中なのだそうです。「えっ?!あんなお嬢様がピラニア釣り?!」と驚きましたが、世界中でブラジルのピラニア釣りツアーが流行っているのだそうです。聞けば、誰々さんのご主人も二年前にピラニア釣りにアマゾンに行った…とか、かなりポピュラーなツアーなのですね。
さて、日本の反対に位置するブラジル。いったいチケットはいくらだろう?と詳しい人間に聞いてみると、なんと私がヨーロッパに行くチケットの半額でした。何でそんなに安いのか聞いてみたところ、逆になんでそんなに高いのか聞かれてしまいました。
「それビジネスクラス?尚美はいい航空会社使ってんじゃないの?」と言われ、AFのエコノミーだと答えると、「そんないい飛行機に乗るからだよ。」と安い会社を教えてはくれましたが、トランジット地と待ち時間がいまいち不安なので(女性一人の旅には向かないと思う)、やっぱり安全はお金で買おうと思いました。
さて、今ごろピラニアは釣れたかな?
写真は唐津の鰻屋さんの金魚です。