アメリカ、テキサス州からお越しの学生さん方が、天栄村にホームステイ。

ホストママのお手伝いにと、久しぶりにお呼ばれしまして、3月11日から数日間、シンギングボウルと一緒にお邪魔させて頂きました。

3.11に日付がまわった頃、到着。

満天の星空に歓迎されたかのようで、音のれすとらんから見えない無数の暗い星たちや、北極星、オリオン座、冬のダイアモンドが輝いていました（嬉）

ひと寝し、3.11はやっぱり演奏したいなと、ママに思いを伝えてみると、突然の願いを叶えてくれました。

ご近所さん数件に訪問させて頂き、よかったら今晩聴きにきてくださいと、まわらせて頂きました。

突然のお誘いにもかかわらず、4名さまとママと私で、シンギングボウルを楽しみました。はじめてシンギングボウルを体験された、お父さんは、私の演奏をじーっと見つめていました。何を考えながら演奏しているのか、観察されていたと。見られてるなと分かったけれど（笑）最後まで、気にしないで演奏をしてました。ご感想を伺うと、なんにも考えないで演奏していたと、お話し伺い。とっても嬉しく思いました。まさに、そうだからなのです。感じるのみ。。そして、私のこと20代に見えたそうで、、そのまま否定せずに、お帰りになられました…後でプロフィールみて驚いていることでしょうきっと（笑）震災から7年がたちましたが、黙とうを捧げ、火鉢の炎の色とにおい、お集まり頂いた方々へ、これからの未来の響きを音どけをさせて頂きました。

体の芯から温まる感じは、私がはじめてこのボウル達にであった時と、同じ感覚でした。体の芯があつくなった事を思い出しました。

何度も足を運ぶ場所。まだ、まわりは茶色な景色。冬の感じでしたが、ポコポコと湧いている様をみていると、冬は冬眠、停止ではなく、蓄えの時期なのかなと、ひそかに内側は活動しているんだと、魅せられました。

ふきのとうを作っている農家さんから、たくさん頂いたそうで、ばっけみそをつくり、雑穀のあわを炊き、チーズのかわりに。すいとん粉を水でといた、簡単ピザ生地を作って食べました。美味しかったな。ふきのとうは、お腹と腸を整えてくれるらしいね。ばっけみそは、腸を老けさせない食べ方らしいよ。ふきのとうを刻んで味噌にまぜるだけですが、苦味を和らげる為、油で炒めてお味噌に。また、食べたいな。

前から気になっていた古墳。ひとまわりしてきました。ありがとうございました。

言葉は違えど、ハートは伝わっていると感じさせて頂きました。シンギングボウルの説明は、英文に訳してもらったものを、みんなに読んでもらうことが出来ました。演奏後みんな、まったりしてしまい、ぐだぐだしてました（笑）振動が伝わってきたと…多分、そのような英語だったと、うまくしゃべれないメロディーシェフでしたがお話ししながら、軽くボウルで遊び。心軽くなられたのか、鼻歌歌いだしたりね。胸にハートマーク作って、表現してくれました。3.11の時とまた違う音色。また、家族が増えました。Thank you。

火のおこし方、すっかり忘れてしまい、なかなかつけることができなかった。薪ストーブも体の芯から温まりますね。シュッシュッポッポと、蒸気機関車のような音をたて、走り出しそうなんですよ。木と火の暮らし、柔らかいお水、コーヒーの味もまったく違うことに、気づかせて頂きました。人と自然にありがとう。

10年ぶりくらいにお邪魔したのかな、もしかすると。シンギングボウルひとつ持っていたので、鳴らしてみたら、もぐちゃんが興味持ってくれたみたいでしたよ。ボウルみて、ご飯もらえると思われたかなぁ（笑）猫ちゃんも、近くまできて、ニャ～ってあいさつしてくれました。後日、私が若返っていてびっくりしたそうな。奥さま曰く。以前より体温上がってるしね。シンギングボウルのおかげかと、思い込んでいる私でした。

ホームステイのみんながくる前の日のこと。ママが、タブレット写真をみせてくれました。その中に、アップライトピアノが。アレッ、被爆ピアノかな、わ～被爆ピアノの写真が。。何故と。以前、福島のカフェ銀河のほとりさんで行われたようで、演奏者の方がママのところに、お泊りになられたとか（驚）私もこのピアノの音色を、ピアノさんが伝えたいこと感じてみたいと、思っていたので急きょ、銀河のほとりさんと、携われた方をお訪ねする運びを頂き、被爆ピアノ所有者の矢川さんに、ご連絡させて頂きました。なんか動きなさいって言われたような。サプライズなおまけ付きな出来事でした。これから、どんな形になっていくのかまだ、わかりませんが、ようやくはじめの一歩、踏み出せたかな。天栄村って不思議だなぁと。震災後、グラスハープの演奏もなく、じっとするしかないのかなと、長い冬を感じながら過ごしてきましたが、シンギングボウルと出会い、根本から自分を見つめなおすことができ、これからも探究は続きますが、自分の内側にある扉をトントン、ノックしていこうと想いました。