平成22年度全国新酒鑑評会におきまして、栄えある金賞を受賞することができました。
8年ぶりくらいになるのでしょうか…。
最後に受賞したのは平成14年でした。
平成22酒造年度から、杜氏を含むベテラン2人が引退し、
蔵人の平均年齢もぐっと若くなり、なにより自分が製造責任者となり
初めての酒造りの結果として、受賞できたことは大変うれしい限りです。
昨年まであった原料米による区分がなくなり、山田錦とそれ以外の米を使用した
酒が1つの土俵で審査されました。
そんな中で、山形県産の酒米「出羽燦々」を使用しなおかつ純米大吟醸で金賞を
受賞できたことは、これからの酒造りにも励みになります。
これに甘んじることなく、日々精進していきますので、これからも羽陽一献を
応援してください!
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日本酒義援金プロジェクトのお酒 はじめました
全国に少しずつ広まりつつある、日本酒義援金プロジェクト。
当社も参加することになりましたが、やっとお酒のラベルができました。
1週間ほど、いろいろとデザインを考えては酒販店さんにご意見をいただき
15回目にして満足いくものができました。
当社が東北の酒蔵ということと、東北が1つになって前に進もうということを
考え、日の丸をイメージした東北地図の中に、「羽陽一献」を入れてみました。
酒の内容は、当社契約栽培米「酒の華」を45%まで磨いた純米大吟醸の
生原酒になります。
とりあえず第1段は生酒で、第2段は火入れの吟醸になります。
羽陽一献 純米大吟醸酒の華45 限定生原酒(義援金シール付)
原材料名:米・米麹
精米歩合:45%
アルコール度数:17.5度
小売価格:3,150円(消費税込)
当社も参加することになりましたが、やっとお酒のラベルができました。
1週間ほど、いろいろとデザインを考えては酒販店さんにご意見をいただき
15回目にして満足いくものができました。
当社が東北の酒蔵ということと、東北が1つになって前に進もうということを
考え、日の丸をイメージした東北地図の中に、「羽陽一献」を入れてみました。
酒の内容は、当社契約栽培米「酒の華」を45%まで磨いた純米大吟醸の
生原酒になります。
とりあえず第1段は生酒で、第2段は火入れの吟醸になります。
羽陽一献 純米大吟醸酒の華45 限定生原酒(義援金シール付)
原材料名:米・米麹
精米歩合:45%
アルコール度数:17.5度
小売価格:3,150円(消費税込)
日本酒義援金プロジェクトに参加します
東日本大震災から1ヶ月が過ぎました。
少しずつ復興してきているところもあれば、そうでないところも多いようです。
通常の生活に戻ってきているところでも、自粛ムードはあるようで、
アルコール飲料を取り巻く環境は、よくありません。
そんな中、神奈川県から1つのプロジェクトが立ち上がりました。
その名も「日本酒義援金プロジェクト」!
これは、神奈川県の飲食店さんのアイデアを元に、酒販店、蔵元みんなが協力して、
一升ビン1本につき、500円の義援金を被災地へ送ろうというプロジェクトです。
具体的には、蔵元、酒販店、飲食店、そして飲んで頂く消費者の皆様で少しずつ負担し、飲食店で一升ビンを1本飲み干すごとに、
500円の義援金が日本酒造組合中央会や日本赤十字社を通じて被災地へ送られる仕組みになっております。
ようは少しずつでも経済を動かしながら、復興支援を行おう!というものです。
今現在、山形県内で参加を表明しているのは、当社を含め3社です。
これから協力していただける酒販店や飲食店を増やして生きたいと思います。
当社では、義援金酒ようのラベルを作成中です。
出来次第アップします。
興味のある方は、ご連絡ください。
詳しくはこちらまで
少しずつ復興してきているところもあれば、そうでないところも多いようです。
通常の生活に戻ってきているところでも、自粛ムードはあるようで、
アルコール飲料を取り巻く環境は、よくありません。
そんな中、神奈川県から1つのプロジェクトが立ち上がりました。
その名も「日本酒義援金プロジェクト」!
これは、神奈川県の飲食店さんのアイデアを元に、酒販店、蔵元みんなが協力して、
一升ビン1本につき、500円の義援金を被災地へ送ろうというプロジェクトです。
具体的には、蔵元、酒販店、飲食店、そして飲んで頂く消費者の皆様で少しずつ負担し、飲食店で一升ビンを1本飲み干すごとに、
500円の義援金が日本酒造組合中央会や日本赤十字社を通じて被災地へ送られる仕組みになっております。
ようは少しずつでも経済を動かしながら、復興支援を行おう!というものです。
今現在、山形県内で参加を表明しているのは、当社を含め3社です。
これから協力していただける酒販店や飲食店を増やして生きたいと思います。
当社では、義援金酒ようのラベルを作成中です。
出来次第アップします。
興味のある方は、ご連絡ください。
詳しくはこちらまで
平成22酒造年度の酒造り終了
今年の酒造り、無事終了しました。
自分が製造責任者になって初めての造りでした。
いろいろとアクシデントはありましたが、なんとか造り終える
ことができました。
3月11日の大地震では、建物に直接大きな被害はありませんでしたが、
ちょうど新酒の濾過作業中だったため、タンクからお酒が100ℓほど
こぼれてしまいましたが、この程度で済んだのは幸運だったと思います。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い
復興をお祈りいたします。
今年は新しいことにもいくつか挑戦しました。
状況は明るくはありませんが、なんとか頑張っていきたいと思います。
4月には、山形県酒造組合主催の酒のイベントを東京で開催することが
予定どうり決まりました。
こんな時だからこそ、東北の酒蔵はがんばります!という思いを掲げ、
震災で被害にあわれた蔵元様へのチャリティーも行うことになりました。
世の中は自粛ムードが漂い、いろいろな行事なども中止になっているようです。
普通に消費活動を行うことが悪いといような雰囲気もありますが、消費活動の
積み重ねが日本国内の経済を動かしていて、それが回り回って被災地を助ける
ことにも繋がるので、過度の消費ではなく、節約しながらも普通の生活を送る
ことも大事なのでは、などと思いながら、今晩も晩酌を傾けるのでした。
自分が製造責任者になって初めての造りでした。
いろいろとアクシデントはありましたが、なんとか造り終える
ことができました。
3月11日の大地震では、建物に直接大きな被害はありませんでしたが、
ちょうど新酒の濾過作業中だったため、タンクからお酒が100ℓほど
こぼれてしまいましたが、この程度で済んだのは幸運だったと思います。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い
復興をお祈りいたします。
今年は新しいことにもいくつか挑戦しました。
状況は明るくはありませんが、なんとか頑張っていきたいと思います。
4月には、山形県酒造組合主催の酒のイベントを東京で開催することが
予定どうり決まりました。
こんな時だからこそ、東北の酒蔵はがんばります!という思いを掲げ、
震災で被害にあわれた蔵元様へのチャリティーも行うことになりました。
世の中は自粛ムードが漂い、いろいろな行事なども中止になっているようです。
普通に消費活動を行うことが悪いといような雰囲気もありますが、消費活動の
積み重ねが日本国内の経済を動かしていて、それが回り回って被災地を助ける
ことにも繋がるので、過度の消費ではなく、節約しながらも普通の生活を送る
ことも大事なのでは、などと思いながら、今晩も晩酌を傾けるのでした。
今年の新酒ができました
今年は何十年ぶりかの大雪の年らしいです。
夏にほとんど雨が降らなかった分、この時期に巻き返しが
きているのか…
蔵も半分以上雪に埋もれた日々が続いていますが、
やっと今年の新酒ができました。
平成22年産の米は品質が良くなく、溶けないようで、
うちも苦労しています。
日本酒に含まれるアルコール分は、もろみ中の酵母が生産して
くれるのですが、米が良く溶けないと、酵母の栄養分である糖分
がうまく増えません。もろみ中のアルコール分も増えないので、
もろみを搾るまでの日数を延ばし、アルコール分を増やすようにします。
でも、もろみの日数を延ばすと、もろみ中のアミノ酸も増えてきます。
これが増えすぎると、搾った酒が雑味が増えたり味の多い酒になって
しまいます。そうすると、貯蔵中の酒の味も早く進むので、出荷時の
ろ過も大変になってきます。
その辺をうまく見極めながら、もろみの品温経過をうまく操作してあげなくては
いけないので、苦労します。
そんな中でできた新酒は、なかなかスッキリとしていて良好な酒に
仕上がりました。
後に控えている酒も良い酒になってくれることを願いながら
酒造りに励んでします。
造り酒屋では、新酒ができると杉玉を飾る慣わしがありますが、
当社の杉玉は、毎年蔵人たちの手作りになっています。
夏にほとんど雨が降らなかった分、この時期に巻き返しが
きているのか…
蔵も半分以上雪に埋もれた日々が続いていますが、
やっと今年の新酒ができました。
平成22年産の米は品質が良くなく、溶けないようで、
うちも苦労しています。
日本酒に含まれるアルコール分は、もろみ中の酵母が生産して
くれるのですが、米が良く溶けないと、酵母の栄養分である糖分
がうまく増えません。もろみ中のアルコール分も増えないので、
もろみを搾るまでの日数を延ばし、アルコール分を増やすようにします。
でも、もろみの日数を延ばすと、もろみ中のアミノ酸も増えてきます。
これが増えすぎると、搾った酒が雑味が増えたり味の多い酒になって
しまいます。そうすると、貯蔵中の酒の味も早く進むので、出荷時の
ろ過も大変になってきます。
その辺をうまく見極めながら、もろみの品温経過をうまく操作してあげなくては
いけないので、苦労します。
そんな中でできた新酒は、なかなかスッキリとしていて良好な酒に
仕上がりました。
後に控えている酒も良い酒になってくれることを願いながら
酒造りに励んでします。
造り酒屋では、新酒ができると杉玉を飾る慣わしがありますが、
当社の杉玉は、毎年蔵人たちの手作りになっています。