├史跡めぐり
伝承によると、康平(1058)の頃、安倍貞任の娘 卯の花姫が宮村に
館をつくり、源義家と戦ったので「卯の花の館(やかた)」と呼ばれて いる。伊達の時代になり、植宗・晴宗親子が争った天文の乱(1542)が おこった時、宮村館は片倉伊賀守の居館で、伊賀守は智勇兼備の名将で 晴宗党として片倉一族や野川以南の村地頭を率い、強敵 鮎貝・大立目・ 最上の連合軍を野川から蚕桑境まで押し返し、晴宗の置賜制覇の糸口を つくった。戦後の論功行賞で片倉家総領の意休斉景親が宮館主となり、 伊達氏の岩出山移封まで続いた。天正15年の鮎貝討伐戦の時も伊達政宗 は宮村館を根拠地としており、北への備えの要地であった。 一説には片倉小十郎景綱の居城であったという説もある。宮村館は 館の内一町歩ほどの濠と土塁をめぐらした方形の館で、蒲生氏の時に 廃された。小桜城の名は後世の命名である。 昭和63年度設置。平成23年度板のみ修繕。 |
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人達だったのだろう?…意外にしらない(^皿^)中央地区のルーツを
史跡を訪ねながら発見するふるさと大発見 おやこ史跡めぐりが、
教育ボランティア西置賜支部との共催で今年も開催されました。
第1弾は小出コースです。
▽白つつじ公園からスタート。公園のなりたちを聞きました。
今回は10組の親子が参加。講師の中央史談会会長 小林幸雄先生にお話
をお聞きしながら、白つつじ公園、皇大神社、やませ蔵、薬師寺、山一
醤油製造所、長遠寺、白山神社と神明町〜あら町の史跡を巡りました。
▽皇大神社は伊勢神宮の式年遷宮の際に譲り受けた木材で普請されたそう。
長井の地にいながらお伊勢参り気分を味わえます(≧▽≦)
▽薬師寺には大きな観音様やお地蔵様がありました
▽国指定登録有形文化財でもある山一醤油製造所はいまが仕込みの大事
な時期とのこと
▽小出の氏神・白山神社付近にはかつて大須賀氏の館がありました
隣接する長遠寺では黒仁王尊を見ることができます。
爽やかな快晴に恵まれて気持ちよく歩いたらお腹もペコペコ。最後は
公民館に移動し、みんなで流しそうめんを楽しみました。
▽水の流れが涼しげでいくらでも食べられそうです!
普段は見過ごしてしまうような身近な歴史のマークを知り、ふるさとの
事がもっと好きになったのではないでしょうか?知ってるようで知らな
い事がまだまだたくさんあるはず。第2弾では宮地区をめぐりますよ!
ぜひご参加ください!
次回は
おやこ史跡めぐり〜宮コース 平成24年10月14日(日)です!