長井市中央地区公民館

 宮遺跡は、昭和26年に発見された遺跡で、同31年と62年に発掘調査が
行われました。その結果縄文中期の初頭から中葉(大木7b式〜8b式期)
にかけて栄えたむらの跡がでてきました。(大凡4700〜4800年前)
 住居跡が10棟、復元できた土器が20、それに玦状耳飾(けつじょうみみ
かざり)や耳栓(みみせん)なども出土し、当時の中心的なむらであった
ことがうかがわれます。
 遺跡は野川の河岸段丘上に立地し、居を営むのによく、食料も豊富に
得られたところと思われます。

昭和63年度設置。



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