長井市中央地区公民館

 最上川の対岸、金井川側の東山の福一満虚空蔵堂へ登る参道の両脇に
石仏の三十三観音が祀られている。この三十三観音は、もと金井神の
観音山にあったのを移したという説と、文政8年(1825)8月小出の豪商
竹田清五郎が現在地に造粒したという説がある。
その彫りは深く、姿態のバランス、表情も美しく、江戸時代後期の石仏
としては稀にみる秀作だった。
 戦前までは20数体の観音・不動・地蔵の石仏があったが、近年は入口
部分に6体ほど残っているにすぎなかった。平成元年7月に、東町公民館
運営委員・役員によって参道周辺を探し求め29体を再び参道に安置した
ものである。

平成元年度設置。







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