長井市中央地区公民館

 橋の形がT字形で、鐘を鳴らす撞木に似ていたので撞木橋と呼ばれた。
昔ここで2本の川がY字形に合流し、横50m、縦17mの大きさの橋だった
という。
 今の橋は昭和6年(1931年)に架けかえられたが、橋の欄干の常夜燈は
太平洋戦争中に供出された。昭和59年(1984年)長井市制30周年を記念し
て再び安らぎの灯をともし旧状を復元するため、県と市と町の人々の善意
と奉仕によって昔の形のままの常夜燈が設置された。
 また、西にある名刹摂取院は信仰と学問の中心で、寺子屋修身館(1853年)
があった。近くの常楽院に隠居した名僧宥日上人が袈裟を枝に架けた松も
この橋の北たもとにあった。

平成6年度設置。平成28年度修復。





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