長井市中央地区公民館

 当山は高僧宥日上人が晩年閑居の地として文明元年(1469)開山、
不動明王の像を刻して本尊とされた上人の遺跡であり、特に火難消除
の祈祷所として知られ、春の大般若の日に上人ゆかりの井戸水を汲ん
で屋根にかけると火難を免れると伝えられ、今も信者でにぎわう。
 大正6年長井町大火の際 不運にも類焼し、同10年再建された宥日堂
を本堂として現在に至っている。
 寺宝に本尊不動明王・宥日上人御真筆・十六善神軸・文殊ボサツ像
等があり、特に文殊様のお祭はアカザ祭りとしても古来格別のにぎわ
いである。

昭和61年度設置。平成15年度修復。





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