前回のつづきです。
塗料の分散化がもたらすメリットのお話・・
溶解型から分散型になると、弱溶剤化とともに溶剤(希釈剤)の量も減ります。
つまり原油の使用量が減るということです。
限られた資源ですから、水性化による減少分と合せると、間違いなくエコに貢献しています。
また、塗装する際に粘度調整するために入れたシンナーは、乾燥する過程で大気中にとんでいきます。
溶解型が全盛の頃は、塗料・1 に対してシンナー・1 なんていう今では信じられないような塗料だらけでした。
今の分散型は、塗料に対して5%~10%位の希釈が殆どです。
この差、お解かりいただけたでしょうか・・
つまり希釈が少ないということは、言い換えると揮発分が少ないということです。
解かりやすくいうと、一回あたりで得られる膜厚が厚いんです。
乾燥後、塗膜として残るものが多いとも言えます。
このことは、耐久性を上げる要因の一つになります。
但し、弱点もあります。
塗装する際、薄め過ぎると欠陥塗膜になってしまいます。
指定された希釈量の厳守が、とても重要なんです。
これを読んで下さっているみなさんにも、身近に関係することを一つ挙げると、屋根の塗装・・
今は殆ど、手塗りが多くなりましたが(飛散の問題で)、吹き付け(スプレー)での施工は、ほぼ過希釈です。
薄めないと出が悪く、糸をひいたりしてうまく吹けないのです。
それから低温時・・
気温が低いと、塗料の粘度があがり、硬くなります。
塗装に適した粘度に下げるため、気温が高い時よりも余分に希釈が必要になります。
せめて日中、15度以上の気温は欲しいところです。
平年並みの気候だと、やはり4月から10月位が適当といえます。
分散技術の進歩により、性能は上がっていますが、なんでもそうですが正しく使ってこそ、その性能が発揮されるんです。
上がった性能のつづきは、また次回で・・・
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こつこつと・・・。
こんばんは
シーリング 隊長です。
写真はINAXのエコカラットです。
「隙間が気になるので、全部埋めてほしい」と、依頼がありました。
色が薄いので、黒い隙間が目立ってしまうようです。30cm角で100枚強。なかなかやりがいのあるお仕事でした。
こちらのお宅様では、においの気になるトイレ2か所、玄関、湿気の多い脱衣場に施工されました。最近ではブリックレンガのようなタイプもあり、バリエーションが増えましたね。
専用シーリング材を充填すると・・・
隙間が消えて、見違えました。苦労した甲斐がありました。
お客様にも、大変喜んで頂きました。(^^)ありがとうございます。
シーリング 隊長です。
写真はINAXのエコカラットです。
「隙間が気になるので、全部埋めてほしい」と、依頼がありました。
色が薄いので、黒い隙間が目立ってしまうようです。30cm角で100枚強。なかなかやりがいのあるお仕事でした。
こちらのお宅様では、においの気になるトイレ2か所、玄関、湿気の多い脱衣場に施工されました。最近ではブリックレンガのようなタイプもあり、バリエーションが増えましたね。
専用シーリング材を充填すると・・・
隙間が消えて、見違えました。苦労した甲斐がありました。
お客様にも、大変喜んで頂きました。(^^)ありがとうございます。