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【K様邸着工です】

  • 【K様邸着工です】
こんばんは

 水戸部塗装・シーリング隊長です。

 今日の雷はすごかったですね。(・_;)

 たまたま事務所に居合わせたのですが 揺れてました!

 こういう気象状況の時は 現場に居る職人さん達が非常に気になります。


 昨日より山形市内K様邸着工しました。

 ハウスメーカーさんの10年メンテナンスのお手伝いです。

 現状吹き付けの上からもっと耐候性の良い材料で再吹き付けとなります。

 その下準備のためのサッシ廻り 貫通部の再シーリングの様子です。

 10年前は最先端の塗材でしたが どんどん新商品が出回り

 新築住宅や メンテナンス等に使用されます。

 
 まだまだ綺麗でそんなに傷んでいるようには見えないのですが
10年ひと昔とはよく言ったものです。
2011.04.16:シーリング隊長:コメント(0):[シーリング隊長日記]

【3段階にて!】

  • 【3段階にて!】
こんばんは

 水戸部塗装・シーリング隊長です。

 今日は汗ばむ陽気となり 衣服の調節に一苦労しました。
 皆さま体調管理には十分気をつけましょう!

 施工中の某工場様 ルーフドレイン(でっかい雨樋)
 の受け金物です。

 外壁材はアスロックという部材で 中身が中空になっているセメント板です。張りつける前に鉄骨に受け金物を溶接し アスロックに穴を開けてから貼り付けます。

 ですのでこの部分というのは物理的に中までツーツーな訳です。

 万が一にも漏水する事のないように、

 1回目

 

 2回目

 

 で 3回目がプレートと受け金物の隙間を三角シールして
 ようやく完成となります。

 これで3段階の予防線が出来上がります。

 何事にも通じる事ですが 
 
 1の手 2の手 3の手

 と 何重にも考え抜き 準備しておく事がいつの時代にも非常に
大事なのだと気付かされます。
2011.04.13:シーリング隊長:コメント(0):[シーリング隊長日記]

【震災の爪痕 続き】

  • 【震災の爪痕 続き】
こんばんは

 水戸部塗装・シーリング隊長です。

 今日はこれまでと一変して 肌寒い一日となりました。
 
 私も風邪か花粉症か解かりませんが 鼻にコックをつけたいぐらい辛い一日でした。

 先日お伝えしました現場の補修作業に入っております。

 建物は絶えず動いておりますので、その動きを吸収する為に
 エキスパンションジョイントを付けますが、今回はあまりに揺れが大きく 耐えられなかったようでパックリ口を開いていました。

 この前の余震で 更にひび割れが酷くなっており
 今日 打ち直しを完了しました。

 先ほどの余震の影響がない事を祈ります。
 
 今日であの大震災から1カ月。
 被災地の方々はもちろん 直接被害がない私たちも
 いつまでも 神経が休まる事がない1カ月でした。

 最近 ヘルメットや工事車両に 
 
 「頑張ろう 東北!」

 等のメッセージを良く見かけるようになりました。

 なにはなくとも 自分を 廻りを鼓舞する事が大事です!

 「頑張ろう 東北! 頑張ろう 日本!」
2011.04.11:シーリング隊長:コメント(0):[シーリング隊長日記]

【板面温度の違い 続き】

こんばんは

 水戸部塗装・シーリング隊長です。

 昨日 今日と久しぶりの雨となり
 仕事は大変ですが空気が乾燥していて埃っぽかった為
 いささか空気が澄んだような気がします。

 さて この間書いた記事の続きですが
 この前の現場は直張り(通気層がなく透湿シートの上にすぐサイディングが張ってある)でしたので 部屋の中から出てきた湿気がまずはサイディングの裏面に結露します。

 その結露がじわじわと裏面から表面へと移行していきます。
 酷いと塗膜が風船が膨らむようにぼこぼこになる事もあります。

 この度の物件はそれがシーリングに現れました。
 逃げ場を失った湿気がシーリングに少しだけ入りこみ
 膨らんで 戻りきらないうちにまた新たな湿気が入り込みだんだんあのような状態になっていきました。

 丁度輪ゴムがだんだん戻らなくなって行くのと似ています。
 この現象は応力緩和タイプに良く見られ そのおかげで逆に切れないでいるのですが…。

 見た目と性能 どちらをとるか?のようになりますが
 そこをお客様の目線に立って最善を尽くすのが
 われわれの仕事だと考えています!

 今回は企業秘密の材料で打ち直し経過を観察していきます。
2011.04.09:シーリング隊長:コメント(0):[シーリング隊長日記]

【板面温度の違い!】

  • 【板面温度の違い!】
こんばんは

 水戸部塗装・シーリング隊長です!

 日に日にあったかくなり 実家の雪囲いも取れ お向かいの消毒のにおいが漂い 春の訪れを感じる今日この頃です。

 施工後1年半が過ぎた物件様の画像です。

 1年点検で判明したのですが
 打ち直したシーリングが膨れています。
 切れてはいませんので機能上は問題ないのですが
 美観を損ねるので打ち直すことにいたしました。

 良く見てもらうと解かるのですが、濃色の部分のみ膨らんでおり
 2階の淡色部分はこれといって変化はありません。

 板面温度の違いです

 真夏はもちろん 太陽高度の低い真冬でも
 直射日光が当たりますので 表面温度は70℃を超える事も
 ざらに起こります

 真冬は南側で湯気が上がっている時でも
 北側ではガリガリに凍っている事も日常茶飯事です

 外壁の世界は宇宙工学並みにシビアな世界なのです。

 なぜ膨らむのかは次の記事で
2011.04.05:シーリング隊長:コメント(0):[シーリング隊長日記]