massugu

今日は、少し肌寒いお天気になりました。

まだ田んぼは、一面雪ですが
陽の当たる所に、ようやくふきのとうがでてきました。

さっそく、天ぷらに。

強烈な、春の香りがしました。

これが自然の力なんですね。

やはり、春先のお日様は力がある。
どんどん、雪が消えていく気がする。

田んぼが見えるまで、もう少しかな。

今年も、ナスの種蒔き終了しました。
土中に電熱線を通し、
発芽温度を設定して、管理をします。

２ヵ月後の定植まで
いやいや、北風が吹く秋遅くまで、今年もナスとの
お付き合いが始まりました。

ようやくガソリン不足も落ち着いたので
昨日、仙台市若林区に住む親戚を見舞いに行った。

行く前に、何が不足か聞くと
ガソリンということだった。
こちらの親戚が協力して、タンクを集め
トラックで出発。

いざ、着いてみると
閉鎖しているスタンドがたくさんあり
開いているところには長い列ができ
１日がかりだという。

家は、多少の被害はあったものの
皆んなが無事でよかった。

ガスはまだですが
オール電化のお宅では、お風呂も大丈夫らしい。

　「親戚って、有難いもんだ」

ご主人がおっしゃいました。

いえいえ、こんなことくらいしか出来なくてすみません。

今朝の、読売新聞に載っていた１枚の写真。

両親と妹が、引き潮にさらわれて行方不明になり
残った４歳の女の子が母親に手紙を書いた。

　「ままへ　　いきているといいね　　おげんきですか」

こう書いた紙の上に、ほっぺをつけて眠ってしまった写真だ。

朝、まだ誰も起きていない茶の間で
この写真を見ながら、涙が止まらなかった。
いつか連絡が来ると信じて、父親の携帯電話を握り締めているという。

１枚の写真から伝わる悲しみ、優しさ
現実の厳しさ。
写真は無言で伝えてくれる。

どうか、この子のお母さんが生きていて
どこかで我が子を探しまわっていてくれることを願って
手を合わせた。

久しぶりに、きれいな夕日だった。

しかし、、、この雪。

田んぼが見えるまでには
まだ時間がかかりそうだ。