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今朝も外は氷点下5度を下回る寒さです 紅葉したハナミズキの葉も落ちそうでその傍には花芽もついています 命のつながりを感じる風景です 今朝の新聞のコラムに夕暮れの紅葉についてしたためられています いろいろと考えさせられる一文ですので下に紹介します
『・・・日の光に照らされ、輝く紅葉を照葉という。もちろん朝の光、昼の光のなかにある葉は美しい。しかし色づいた葉は夕方にこそ映えるものだと、いつ頃からか思うようになった。夕闇に輪郭が溶け込んでいくような赤や黄に目を奪われる。・・・
・・・〈山くれて紅葉の朱(あけ)をうばいけり〉蕪村の句の17音には、刻々と流れる時間がある。色彩が暗闇に飲み込まれるまでの間に、葉っぱたちがいっときの競演をみせててくれる。もしも窓の外に少しでも木々があるなら、その時間を待ってみてはいかがだろうか。
夕刻に自らの人生を重ねる年ごろの人も。そんなときが来ることをまだ想像できないという人も』