シェーブルタイプ

  • シェーブルタイプ
山羊(やぎ)の乳から作られるチーズの総称が「シェーブル」タイプです。


山羊は乳牛とは違い、人工的な出産のコントロールが難しいため、

そのミルクは一年中取れる訳ではありません。

このためシェブールタイプのチーズは旬を見極めることが大切になります。

また外気から守るため、形を整えるために「木炭の粉」をまぶして、

外観が黒くなっているなど、独特な製法となっています。



味は特有のクセのある風味を持ち、若い頃にはさわやかな酸味があり、

熟成が進むにつれて深いコクが出てきます。

乾燥熟成したものが多く、パサパサした食感に好き嫌いが分かれるのですが、

チーズ通の間で根強い人気を保ちつづけています。



【製法】

○熟成は外側から内側へすすみます。

○乾燥しているためもろいタイプが多く、炭をまぶし整形されています。



【食べ頃】

○旬は「春~夏にかけて」です。この季節には是非食してみて下さい。

○シェーブルタイプは、熟成の段階ごとに新しいおいしさを知るチーズです。

若いものから熟成が進んだものまで、お好み次第でいつでもその時々のおいしさを味わえます。



【食べ方】

○そのままチーズの美味しさを楽しんでください。

ただし、ナチュラルチーズ初心者の方は、パンにのせてトーストするなど、

加熱したほうが食べやすいかもしれません。

○食べる30分前には冷蔵庫から出して、室温に戻しておきましょう。

風味がよみがえります。
2009.06.19:maruge:[☆コンテンツ]

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