白カビタイプ

  • 白カビタイプ
表面が白カビに覆われているタイプで、代表的なものがあの『カマンベール』です。

日本でもすっかりおなじみになっています。白カビによる熟成で、刻々と変化する味を比べてみるのも面白いかもしれません。

クリ―ミーでマイルドな口あたりのものが多く、
それほどクセは強くありませんので、初心者の方の入門チーズとしてもオススメです。


中でも脂肪分が高めなもの(60%以上)は、まるでさっぱりとしたバターを食べているようなコクがあり、初めての方でも食べやすいです。

このタイプで特に有名なのは、フランスのノルマンディ地方のものや、「チーズの王様」と呼ばれる『ブリー・ド・モー』や『ブリー・ド・ムラン』、などがあります。



【製法】

○熟成は外側から内側へ進み、芯がだんだん減っていきます。

この芯がなくなるのは、製造後6~7週目頃、
この頃になると風味がぐっと強くなってきます。

○白カビは熟成がすすむほど褐色化してきます。

過度に熟成した場合、赤白カビのためますます赤茶けてきますし、苦味が出てきた、アンモニア臭が出はじめた、といった場合には熟成し過ぎです。


【食べ頃】

○チーズを押したときに弾力がある(中身がとろとろになっています)ものが、食べ頃の印です。

切った断面もペースト状になり、白カビタイプを最も美味しく頂けます。

○初心者の方には「賞味期限の1~2週間前まで」を目安として召し上がって下さい。賞味期限に近づくほど風味が増してきますので、自分の好みで食べましょう。


【食べ方】

○そのままでチーズの美味しさを楽しんでみましょう。

○リンゴをスライスしたものに、チーズをのせて。

○食べる30分前には冷蔵庫から出して、室温に戻しておきましょう。風味がよみがえります。
2009.06.13:maruge:[☆チーズ]

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