平成19年1月24日(水)の南日本新聞朝刊に、「新農村づくり 550人推進誓う」の見出しのもと鹿児島県新農村振興大会(23日開催)の記事が掲載されております。
大会では「発想の転換で活力あるむらづくり」をテーマに基調講演をいたしました私のこともご紹介いただきました。 鹿児島県では2007年度から「人と自然と地域が支えあう みんなで創る農村社会」を目指す「共生・協働の農村(むら)づくり運動」を推進するとのことです。 |
平成19年1月17日(水)の河北新報朝刊で、河北新報創刊110周年記念特集として「広域連携の可能性発信」「未来開く仙山交流」「仙山カレッジをふりかえる」の見出しで、これまでの仙山交流に関する記事が掲載されておりました。
第1回「食とツーリズム」と銘打たれ、2003年11月22日、寒河江のチェリーランドで行われた内容をご紹介いただいています。私は「観光振興は行政主導ではなく、民間主導で縦横に連携すれば、人がやってくる。ドラマと継続性、人情があれば、障壁は越えられる」と提言しております。 |
平成19年1月16日(火)の山形新聞朝刊で、「地域中小企業サポーター」(経済産業省、農林水産省、国土交通省の三省による連絡会議の推薦により中小企業の地域資源を活用した事業展開の支援を行う)委嘱に関する記事掲載がありました。
|
この度、経済産業省、農林水産省、国土交通省の三省による連絡会議の推薦により中小企業の地域資源を活用した事業展開の支援を行う「地域中小企業サポーター」に委嘱されました。県内からは、銀山温泉の藤ジニーさん(藤屋旅館)、山形カロッツェリアプロジェクトの奥山清行さん、菊地規泰さん(菊地保寿堂社長)、観光カリスマの佐藤雄二さん(河鹿荘社長)が選ばれました。
これは、中小企業の地域資源を活用した取組の活性化に向け積極的な支援を期待されているものです。今後は全国規模の「サポーターズサミット」が開催される予定です。 1月15日に、東京で委嘱状交付と関係者による懇談会が催され、甘利経済産業大臣より委嘱状を頂戴して参りました。 |
山形県内の主要道路をドライブしていて気が付いたことですが、標識の地名がローマ字表記されております。「天童→TENDO」「寒河江→SAGAE」
観光立国のもと、山形県も観光事業を積極的に行うことを明言しておりますし、海外から誘客したいとの意欲があります。いよいよ形になってきたかと、とても胸がワクワクしております。 |
Powered by samidare®
「発想の転換で活力あるむらづくり」と題して、記念講演して参りました。
鹿児島県は桜島、桜島大根、黒豚、お茶、鶏肉・鶏卵などの生産県であり、柑橘類、芋・野菜の多種多品目を栽培しています。屋久島は日本に存する世界遺産のひとつで1993年にユネスコ登録されており、縄文杉、紀元杉など樹齢数千年の古木があります。また、ナイアガラの滝の様な幅広の滝で滝幅210mを誇る「曽木の滝」は東洋一といわれるほどです。琵琶湖以西の湖としては唯一「池田湖」があり、上野原遺跡、指宿・霧島温泉が有名です。
鹿児島県農村振興運動、新農村振興運動のの目標(スローガン)見ると、これまでのあゆみを見て取れます。
昭和51年から56年:あぜ道の声を積み上げ豊かでぬくもりに満ちたむらづくり
昭和57年から63年:活力とぬくもりに満ちたむらづくり
平成元年から4年:活力あふれる心豊かなむらづくり
平成5年から9年:むらに新風、きらめく未来
講演では、配布したレジュメに沿ってお話しいたしました。
(以下がレジュメの内容)
○発想の転換
・固定観念、先入観、言い訳を捨てる
・意識の改革
○活力あるむらづくり
・五感をフルに使っての情報収集
・生まれるアイデア
面白い、売れる、儲かる(寒河江市事例から)
・地産地消、地産地笑、地産地商
季節感(自然、風景、作物、山菜、漁 等)
遊び心(体験、体感、実感、感動)
食農育
そして、石ころでも雑草でも雪でも観光資源になる。農業は無限の観光資源であるということを認識するよう勧めています。
そして、今求められているのものは自信の誇りの持てる担い手づくり、ゆとりとやすらぎのあるむらづくりであること、今後必要な農村で展開していくべき食農育として「食」は人に良い食べ物、「育」は人の心と身体を良くして育むことだと解説しています。