観光農業のカリスマ 工藤順一

平成19年2月1日(木)の山形新聞朝刊に、1月31日に行われた山形しあわせ銀行産業振興基金の「しあわせ産業賞」と「ベンチャービジネス奨励賞」贈呈式について早速記事掲載がありました。

平成15年にJAを退職後すぐに「観光カリスマ工藤事務所」を開き、講演・アドバイザー活動を展開して参りましたが、このような形で評価頂いたことに対し、とても嬉しく思っています。
これを機会に、今後益々地域振興のため精一杯努力していこうと決意を新たにいたしました。
平成19年1月31日(水)於:山形市 山形グランドホテル 白鳥の間、財団法人山形しあわせ銀行産業振興基金の第11回ベンチャービジネス奨励賞贈呈式が行われ、表彰の楯並びに副賞を受け取って参りました。

授賞式には、山形しあわせ銀行産業振興基金の沢井誠介理事長(山形しあわせ銀行 頭取)はじめ、同行役員の方々、山形県経営者協会、山形県中小企業団体中央会、商工組合中央金庫、中小企業金融公庫、日本放送協会、山形大学工学部、山形県商工会連合会、山形新聞社、山形経済同友会、県内商工会議所の方々皆さまにもご臨席を賜り、大変賑々しく行われました。

また祝賀パーティーも開催され、受賞者はもちろん関係機関の方々とも親しく和やかに懇談させて頂き感激いたしました。とても楽しく有意義な時間となりました。

<第11回ベンチャービジネス奨励賞>
○株式会社管製作所 天童市
○デジタル情報開発株式会社 山形市
○有限会社クリタ園芸 新庄市
○有限会社小川電器紹介 鶴岡市
○観光カリスマ工藤事務所 寒河江市

<第18回しあわせ産業賞>
○株式会社ヨコタ東北 新庄市
○東北電化工業株式会社 山形市
○株式会社朝日相扶製作所 朝日町
○株式会社伊藤熱処理 山形市
▼主な著書

『時代をひらく”農”』(分担執筆)(財)山形県生涯学習人材機構
『観光農業は感動のドラマ』(共著)(社)家の光協会
『観光振興実務講座』(分担執筆) (社)日本観光協会
『観光地づくり実践』(分担執筆) (社)日本観光協会  
    
 
 この度、「観光農業は感動のドラマ」が好評につき増刷(五刷)されました。
 寒河江の観光農業のことが詳しく書かれておりますので、ご興味ある方は、 
 一度是非ご覧下さい。お問い合わせは、当事務所または
(社)家の光協会(http://www.ienohikari.or.jp/index.html)まで。


▼関連資料(講演録含む)

・「地上」2003.7月号(社)家の光協会

・観光カリスマの「地域の売り方」指南

・「日経地域情報」2003.8.4号
 日本経済新聞社/日経産業消費研究所

・交差点 人 工藤順一・観光カリスマ工藤事務所代表

・「東北開発研究」 2003.秋季号
 (財)東北開発研究センター

・観光農業は感動のドラマ〜農業は無限の観光資源〜

・「平成15年度宮城県中山間地域等直接支払協定活動支援研修会」

・2003.11.18開催 宮城県むらづくり推進課
 探せば出てくる地域の宝

・「中山間地域活性化フォーラム報告書」
 2003.1.15開催 石川県

・中山間もうけ話 part2
 農山漁村は宝がいっぱい(パネルディスカッション)
 
・「IVICT情報」2004.3月号(財)東北産業活性化センター
 発想の転換と決断、そして実行


・「観光関係者セミナー
 〜地域における観光ビジネスおこし〜」2004.3月 
 宮城県観光連盟
 観光と農業を結びつけたユニークな商品づくり

・「農業」平成19年1月号 社団法人大日本農会
 観光農業は感動のドラマだ!−農業・農村は観光資源の宝庫−


平成19年1月29日(月)の福島民報・福島民友で、27日に行われた福島市農業委員会主催の「元氣の出る農業講演会」を記事掲載いただいております。
福島民報では「観光農業カリスマに学ぶ」「知恵絞り付加価値を」、福島民友では「農業の在り方考える」との見出しで、当日の講演についてご紹介頂いております。
平成19年1月27日(土)於:福島市市民会館第1ホール、福島市農業委員会主催で元氣の出る農業講演会が開催され、その講師としてお招きを頂きました。講演テーマは「あなたの農業をプロデュースしてみませんか」ということで、お集まり頂いた約200名は、福島市近隣市町村の農業関係者みならず、岩手県、宮城県からも聴講しにいらしたとのこと。大変嬉しく思います。
福島市は福島県の中通り地方の北部に位置し、東に丘陵状の阿武隈高地、西に磐梯朝日国立公園を擁する吾妻連邦に囲まれた福島盆地です。市内には、荒川、松川、摺上川の河川が流れ、中央には緑豊かな信夫山があり福島市内、磐梯朝日吾妻連邦が一望できます。飯坂、土湯、高湯などの温泉場もあり、さくらんぼ、桃、りんごなどのフルーツ王国で、観光農業(フルーツもぎ取り、直販等)を通して都市との交流も行われています。現在人口が約29万人。その他に、水稲、野菜、花卉等多品種を栽培しています。
福島へは、JAで観光農業を担当していた昭和61年からJR(旧国鉄)、福島交通、大手旅行会社の各支店に何度も足を運び、団体、ツアー、グループ企画の送客をお願いした思い出深いところあります。

講演キーワード
○元気は「元氣」へ
○「体」から「ー」を除くと「休」になる
○常に五感を使ってお客様の目線に立ってモノを見る
○ドラマがあれば人が集まり、人が集まればモノが売れて、現金が落ちる
 経済効果により地域は活性化する=地域おこし
○発想の転換 → 先入観、固定観念、過去の事例、言い訳を捨てる
○感じること、気付くことの大切さ
○最初から、阻害要因はあるものと思うこと
○知恵ではなく、智慧を使う
○農業は無限の観光資源(石ころ、雑草、雪も視点を変えれば宝)
○儲かるための秘訣(面白い→売れる→儲かる)
○お客様は、納得して高い価値観に満足する (例:さくらんぼ)
○出会いが「デタラメので、あきらめのア、いい加減のイ」になっていないか
○3つの「ン」…ロマン、ソロバン、ガマン
○地産地消はに、地笑と地商を加える
○人材は人財へ
○人脈…その土地にどれだけの味方(地脈)を持つか
○遊び心の大切さ (例:種飛ばし大会)
○商品開発は連携から(例:バラ風呂、バラ風呂宅配)
○心のおしゃれ=もてなしの心
○意識改革「過去と他人は変えられないが、自分は変わることができる」

福島市には東北の大動脈ともいえる高速道路、東北新幹線が通っています。関東の奥座敷といっても過言ではない位物理的にも精神的にも近くこれを利用して、一時滞在型にするのか、一泊滞在型にするのか、今後の仕掛け次第では将来が大きく開けていく素材がいっぱいだと思います。是非、発想豊かに、異業種との連携を図りながら智慧を出し繰り返し議論して、即座に実行なされることを期待しています。
今回福島市に伺い、企画・主催された福島市農業委員会の皆様の農業振興にかける熱意と努力がひしひしと伝わって参りました。今後益々のご発展をお祈りしております。
社団法人大日本農会発行の月刊誌「農業」の平成19年1月号(No.1490)に「観光農業は感動のドラマだ!−農業・農村は観光資源の宝庫−」と題して約7頁に渡って寄稿いたしました。
「農業」は明治14年創刊という大変歴史のある会誌です。そこへ私の取り組んできた観光農業及び今後の農業の可能性についてご紹介することができて、大変光栄に思っております。

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