観光農業のカリスマ 工藤順一

(平成18年度聖籠町観光協会会員研修講演会 於:新潟県聖籠町)

(挨拶略)
 先日は年度末のお忙しい時期にもかかわりませずご講演をいただき、心より感謝申し上げます。ご講演いただいた内容はみな、工藤様の実体験が基になっておりましたので大変わかりやすく、共感できる部分が多くありました。
 特に、講演会暫時津と当日に町内を視察いただき、聖籠地場物産館(とれたて市場)の状況や町内の観光看板の少なさなど、ご指摘いただきましたことは聖籠町の観光の発展には欠かせないことであると感じました。
(途中略)
ありがとうございました。
この度国の地域活性化伝道師として委嘱を受けることになりました。地方が元氣を取り戻すための施策として行われるこの事業ですが、大変光栄に感じると共に一層身の引き締まる思いがいたします。私も微力ながら誠心誠意頑張っていく所存です。

伝道師については、以下ご参照下さい。

(内閣官房都市再生本部事務局 内閣官房地域再生推進室からの文書より)

地域活性化は安倍内閣の最重要課題であり、安倍内閣の下で、初めて、地域活性化担当大臣が創設されるとともに、平成19年2月6日、政府の地域活性化策の全体像として、『地域活性化政策体系〜「魅力ある地域」への変革に向けて〜(平成19年2月5日「地域活性化策の推進に関する検討チーム」取りまとめ)』が「地域活性化に関する関係閣僚による会合」において了承され、その主要施策の一つとして「地域活性化応援隊」派遣制度が創設されることとなりました。
当派遣制度は、各地の地域活性化の取組に対する積極的な応援に向けて、地域活性化伝道師(地域活性化に関する優れた知識及び経験を有する専門家)と国の職員等が連携し「地域活性化応援隊」を構成し、積極的に地域に出向き、相談を行い、取組を具体的・実質的ものへ後押しすることを目的としております。   
(【かぬまの農業農村・活性化セミナー】於:栃木県鹿沼市)

今日の講演を聴いてアンケート集計書
                  68名
1 性別 男46名 女22名

2 農業者38名 林業者1名 消費者6名 農協等職員17名

3 20歳代  30歳代  40歳代  50歳代  60歳代  70歳代
   5名    7名    10名   28名   17名   1名

4 今日の講演であなたは何を感じましたか?
・先生の苦労は並大抵ではなかったと思います。でもあきらめず努力してきたことは先生の人柄でわかります。がんばって下さい。
・元氣のあるところにドラマがあり、ドラマがあるところには、人が集まり 人の集まるところには経済効果があり、地域が活性化する。
・農業も発想の転換が重要と感じました。
・農作物を作るのは作る人の気持ちが良く表れている。何事も努力が必要である。
・考えるだけではダメで実行することが大事だと思う。
・アイデアを最大限に有効利用することが活性化につながると思う。
・失敗を良い方向へ転換していて感心した。
・未来が見えた講演ですばらしかった。
・実体験に基づいた講演であり説得力があった。
・かぬまがもっと元氣になって活力あるかぬまになってもらいたいと感じました。(頭を下げることをわすれていけない。)
・日頃挨拶や接客について感じる所がありました。
・元氣に何にでも挑戦し、楽しむこと。
・自分の住んでいるところが良いところと感じました。もっと野菜等を作っていきたい。
・規格外の生産物の販売アイデアはすばらしい。
・山形弁でとても楽しく、勉強になった講演でした。
・常に消費者の立場に立って考えるということ、楽しかったからまた来たいと感じてもらえる事業が必要だと思いました。
・どんな物でも使える物は使おうとする姿勢がすばらしい。
・1人1人の心構えが大切であり、地元の活性化にも各個人の気持ちが重要
・時代のニーズにあった農業をする。
・自分が変わらないといけない。熱意を感じました。

5 今日の講演で心に残った言葉(キーワード)はなんでしたか?
・遊び心、人情 ・5感を活かすアイデア、智慧  
・付加価値   ・体験・体感・実感・感動
・絆      ・ロマン、ソロバン、ガマン
・活性化    ・人への感謝の気持ちを大切にしろ
・観光     ・儲かる=信者を作ること
・元氣ともてなしの心 ・自分から考えること。

6 今後どのように活かしていきたいですか?
・口コミ、リピーターに安心安全な物で消費者に提供する。地産地消を活かして各学校や地元の店に使って食べてもらいたい。
・我が家では洋蘭を栽培しているが価格が下がったため、生産者の顔、花もち、栽培管理のタグ付けなどをして安心して買ってもらいブランド化を目指したり、付加価値をつけ価格を上げたい。栽培教室を行いリピーターを作りたい。
・集落営農推進や中山間地の農村の活性化に活かしたい。
・日常業務及び組織を通して話したい。
・JAの役員として今まで以上にアイデアを出していきたい。
・商売に活かします。
・自家生産作物をどうしたら経済効果が得られるか考えたい。
・農業を楽しく働くためにいろいろな知恵を出して変えていかなければならない。農協、行政の方々にも先頭に立って指導していただきたい。
・地元ですぐにでも地域興しに役立てたい。
・キャッチフレーズをどんどん出していきたい。
・どう活かせるかは分かりませんが行き詰まったとき工藤さんの話をおもいだします。
平成19年3月26日(月)の下野新聞に「農業経営の活性化を探る」「『観光カリスマ』が講演」の見出しで、「かぬまの農業農村・活性化セミナー」の記事を掲載いただきました。
記事の中で、私のこれまでの取組みをご紹介いただき、鹿沼については「農産物や自然、伝統文化など観光資源は無限だが、人を滞在させるには交流が足りない」「体験や体感、実感、感動のドラマをつくり消費者と交流してほしい」と講演でお話ししたことも掲載いただきました。
(【かぬまの農業農村・活性化セミナー】 於:栃木県鹿沼市)

 先日開かれた【かぬまの農業農村・活性化セミナー】につきましては、ご多忙にもかかわらず、ご講演をいただきまして厚く御礼申し上げます。
 おかげさまで、予定を上回る大勢の参加者が集まり、講演中も、誰一人積を立つ者も無く、熱しに先生の講演に聞き入っておりました。
 これを機会に、当市農業の今後の方向性にいくつかの選択肢を持たせ、また農家の個々の意識改革と活性化にも、大きく貢献することができたものと考えております。
 今後とも、ご指導・ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

財団法人 鹿沼市農業公社 
理事長 阿部和夫

(「鹿沼ケーブルテレビ」で3月27日〜30日までの4日間、1日7回程繰り返し放送された番組のビデオを同封いただきました。)

(平成18年度聖籠町観光協会会員研修講演会 於:新潟県聖籠町)

5-1. 良かった点

・わかりやすくて面白かった。
・ざっくばらんの講演でよかった。
・楽しく勉強できた
・身近な話題をわかり易く話してもらえた
・元氣をもらいました。
・良かった
・足りなかった欠点がわかった感じ
・地域としての各産業の連携
・納得=価値観=満足=おもしろい=売れる=儲かる→自立自活
・楽しくわかりやすい講演でした。
・話が非常に楽しかった。
・人間の原点を考えました。元気が出ました。
・身近でわかりやすい
・人に対する言葉遣い、観光対策の知恵
・ことわざ
・話が面白かった。
・感じで納得と理解力
・わかりやすく、的を射た内容
・体験に基づいた話で大変わかりやすかった。
・ものの見方を教わった。
・山形弁とユーモアの講演会。楽しく聞くことができた。

5-2. 悪かった点
・少し言葉がわからなかった。
・言葉で方言が多すぎる
・別の話題がほしかった。農業関係の話題が多すぎる。
・方言が強かった

6. 今後どのように役立てる?

・自分だけでなく全体がひとつ。聖籠町全体がひとつになる。
・魅力ある観光さくらんぼ園を経営して行きたいと思います。
・活かしていきたい
・何度か訪れた寒河江のチェリーランドを思い出しながら、興味深く聞かせていただきました。一つ一つ納得でした。“過去と他人は変わらない。トンボに・・・。”というお話。初老ですが、低空でも飛び続けようと思いました。
・お客様のことを大切に笑顔と、横のつながりの大切さ。自分自身前向きに笑顔でがんばりたいです。
・また、お願いします。
・観光、さくらんぼのヒントとする。
・地元観光資源の連携を考えたい。
・ゴルフ場運営に役立てたい。地域の一員として役に立つことを見つけ実行する。ありがとうございました!
・元気を出してがんばっていこうと思いました。
・私の生活に役立てたい
・人とのお付き合い、当然商売にも
・聖籠町を元氣にしていただきたい
・顧客との信頼感。お客様は人とのふれあいを求めてくるのでおしゃべりをだいじにしていきたいと思います。味のしっかりした物を作る。
・ぶどう園に役立てたい。常に役立てたい。もう一度聞きたい
・人と人との対応、お礼の言葉、ありがとうを忘れないように、感謝の気持ち、今度も宜しく今一度あいたい
・お客様との信頼を保つこと。
・観光の発展の全般的なアドバイスがほしかった。具体的な話がほしかった。
・知恵、絆、出会い、愛を忘れずにがんばります。
・聖籠町へ来る道路案内図がない。店が少ない(食堂がない)地から強い話でよかった。町の観光の宣伝が足りない。
・相手をほめたたえ、我が身を繁栄させる。年間サイクルで観光資源を活かし、地域を上げて協力し、観光客集めとお客様の満足感で町を売り込む。運命共同企業体となり、漢字をうまく使い表現で活力ある町づくり。
・とれたて市場などに。生産=販売活動
・地産地費を進め、農産物に付加価値を付けてインターネットなどで発信・販売する。
・自分の町を見直してみる。
・建設業における公共工事の年々の削減により、新分野への移行も考える時期に来ているように思い、講演会に参加。いずれにしても心の絆を役立てたい。何事にも人と人との信頼関係が大切であることを素直に感じた。

1.年齢
10代 0
20代 0
30代 2
40代 0
50代 9
60歳以上 16
計 27

2.性別
男 16
女 11
計 27

3.職務
農業 14
会社員 5
営業 2
無職 1
その他 2
空白 4
計 28