観光農業のカリスマ 工藤順一

平成19年7月10日(火)於:北海道美唄市民会館、美唄市主催の地域づくりアドバイザー講演会が開催され「観光農業は感動のドラマ~発想の転換で未来を拓く~」と題して講演して参りました。
この事業は、美唄市にある地域資源を最大限に活用した交流を促進し、地域産業の活性化を図り、個性的で魅力ある交流のまちづくりを進めるために開催されたものです。桜井市長はじめ、約100名の方に聴講頂きました。
講演前日には、市長の桜井さんにご挨拶する時間を頂戴しました。国が進める「魅力ある地域づくり、地域のやる気を支援する」事業に、道内初のICT(情報通信技術)利活用モデル地域として美唄市も対象地域となったとのことでした。(全国68件の応募の中29件が採択されたもの)その中味としては、インターネット上の「食の駅」構想で地域活性化を進める上で、欠くことの出来ないのが食であり農である。農業振興なしでは、まちの財政改善は望めない。いかに食に付加価値をつけるかが鍵と話してくれました。
また、農政課の秋葉課長に市内各所を御案内頂きました。雪を活かした雪蔵をはじめ、今橋道夫さんの、アイカモを放し飼いにしながら畦でハーブを栽培したハーブ米、炭鉱メモリアル森林公園、アルテビアッシアビア医、彫刻家 安田侃の自然キャンパス、交流とキーワードにしたピバの湯、桜の名所東明公園があります。また、室蘭と美唄間での白熱した焼き鳥合戦が展開され、中村の鳥メシは中村地区のおもてなしの一品として100年以上前から供されている料理です。農産物も豊富で、ハスカップ、グリーンアスパラガス、米、大豆、麦、そばなどがあります。宮島沼最北のマガン寄留地「宮島沼水鳥湿地センター」は、平成14年11月にラムサール条約の登録湿地として認定を受けています。その他にも「百万凧祭りin美唄」「びばい裸まつり」など、豊富な観光資源を有しています。

①通過型を一時滞在&一泊滞在へ
②「食の道の駅」インターネットとアンテナショップ両面からの利活用
③市民の意識改革(観光資源を感じる、気付く)

美唄には豊かな自然あり、温泉あり、産物があります。国道12号線の29.2㎞の直線道路を利用して、いかに一時滞在できるストーリーを作れるか、事例を紹介しながら講演して参りました。


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