観光農業のカリスマ 工藤順一

平成18年11月27日(月)於:富山国際大学 大講義棟Ⅰ、富山県寄附講座「観光政策論」として一般公開の基調講演を行いました。富山県寄附講義 観光政策論とは

これは富山国際大学地域学部主催の講座で、私が講師としてお招き頂くことになり受講対象者は、本学観光政策論履修生、一般社会人、NPO法人黒部まちづくり協議会の方々など32名で、「農林水産資源等を活かした地域の売り方」をテーマに約70分間お話しております。

富山は黒部立山連峰、北アルプスがあり、黒四ダムや宇奈月温泉も有名です。また他に類を見ない蜃気楼も氷見市から望むことができ、マスの押し寿司やホタルイカ、ブリといった海産物も豊富です。

講義に先立ち、富山県は富山の薬売りが有名で過程役としては生活に欠かすことにできないものであり、子どもの頃からゴム風船をもらっていた思い出があること。また、昭和62年から富山、石川、福井の3県からさくらんぼ狩りの観光客を誘客するために、JR(旧国鉄)、富山地鉄トラベル、新富観光、トラベル日本等の会社に営業で訪れ、たくさんのお客様に団体列車やバスで寒河江までおいで頂き、さくらんぼ狩りを楽しんで頂いたことなどを冒頭にお話いたしました。

今回お話しした講演レジュメは以下の通りです。
また、パワーポイントを使って、観光商品の一部を映像でご紹介しております。

○農業は無限の観光資源

○これから必要なのは発想の転換
   ・阻害要因とは
  ・五感をフルに使った情報収集

○生まれるアイデア
・面白い、売れる、儲かる
・消費者のニーズは商品に対する納得、高価値観、満足度

○地産地消、地産地笑、地産地商

○高品質と高付加価値 = 自立自活

○グリーン・ツーリズム成功のキーワード
①本物
②健康、安全、安心、(履歴)
③遊び心(体験、体感、実感、感動)
④季節感
⑤土づくり、人づくり(人材を人財へ)
⑥新鮮さ
⑦公開と標示
⑧包装

○異業種ネットワークの構築

元氣のあるところにはドラマがある。
ドラマのあるところには人が集まる。物が売れる。
そこには現金が落ちる。
それこそが経済効果であり活性化であり、地域興しである。



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