観光農業のカリスマ 工藤順一

平成23年1月26日(水)於:鳥取市立川町の鳥取東部総合事務所5階講堂で、農業と観光をテーマにした『農商工こらぼフォーラム』主催/とっとり農商工こらぼネット(東部)〔構成機関:鳥取県東部・八頭総合事務所・鳥取商工会議所・鳥取東部東・西商工会産業支援センター・(財)鳥取県産業振興機構〕が、鳥取県で農業と商工業との連携によって商品開発や販路開拓等、新たな経済活動に繋がる支援を行っています。

この度、都市住民のグリーンツーリズムや農業体験への関心が高まる中、観光農業という新たな視点を農業経営に加えることで販路拡大や収益向上に繋ぐ可能性を考えるためのフォーラムとのこと。

そこで基調講演の講師にお招きをいただき、大変光栄であり嬉しく思います。
当日は雪の中、満員の160名がご聴講下さいました。



〜 講演『これからは農業と観光だ!』 〜

◎ 農業は無限の観光資源

  … 雪でも石ころでも雑草でも …

 ≪地域の邪魔モノ≫ ⇔ ≪実は観光資源≫

  ※雪は豊かな観光資源
  ※石ころは磨けば光る
  ※雑草は植物


◎ 商品開発の極意について

【発想の転換】
  ※固定観念・先入観・過去の事例・言い訳を捨てる 
  ※徹底したお客様の目線
  ※体を生かした五感でのリサーチ
   

◎ 創意と工夫とは
  
  『アイデア』・・・知恵を“智慧”に変える


◎ 『季節感』はビジネスチャンスを生む
 
  ※商品に遊び心
  ※短所は長所(人も地域も同じ、短所を活かせ)

〜〜〜 これまでの実践ヒット商品を映像で紹介 〜〜〜


◎ 観光農業には…

   ≪体験=体感≫ ≪感動=ドラマ≫

         ↓↓↓

   【喜び】【笑い】【満足】【納得】

         ↑↑↑

       【得た感覚】

         ↓↓↓
         ↑↑↑

       【顧客満足】


・・・など、観光農業の可能性と展望を、楽しさ・笑いを交えて90分お話いたしました。



その後、パネルディスカッションも開催された。


 テーマ 『農業と観光との連携方法など考える』

〜パネルリスト〜

 【時間工農業ビジネスに期待する取組みの現状】
        (有)サンドリップ 代表取締役 森田 優さん

 【課題】   
         農事組合法人 広岡農場 代表 漆原泰雄さん

 【課題解決に向けて何が必要か】
         米村農園 代表 米村進司さん

 【何ができるか連携して何から取り組めるか】
        (有)SFU観光 営業担当 小山一雄さん


※司会 : 鳥取県東部総合事務所 県民局
            県民課農商工連携チーム長 小林智子さん
※コメンテーター : 観光カリスマ工藤事務所 代表 工藤順一


以上の内容で、パネルディスカッションが行われた。


●翌日27日の「日本海新聞」には、事例紹介・開発商品紹介などについて講演した取材記事を掲載している。



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